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2018年 秋学期建築見学会

2018年 秋学期建築見学会

大河内研究室では、春学期と秋学期の年2回建築見学会を開催しています。 秋学期は、2018年11月21日に『新豊洲Brilliaランニングスタジアム』設計:武松幸治+E.P.A環境変換装置建築研究所を見学してきました。 当日は明治大学OBであり、構造設計を担当されていた萩生田秀之さんに設計の経緯や構造をご説明いただきながら館内を案内していただきました。 新豊洲Brilliaランニングスタジアムは日本ではじめてETFEフィルム膜構造を大規模に使用した施設です。ETFEフィルムは透明な膜ですが、ここではドットプリントをすることで日射を調整し、心地よい明るさとなっていました。 空間を支えるフレームにはカラマツの集成材を使用し、館内施設にはCLTを使用していることで目に優しく、木の香り漂う空間になっていました。 この施設が解体・移設を可能にしなければならなかったことから、木の質感あふれる空間にす...

2018年度 春学期建築見学会

2018年度 春学期建築見学会

大河内研究室では、春学期と秋学期の年2回建築見学会を開催しています。 春学期は、2018年5月22日に『日本盲導犬総合センター』設計:千葉学さん、『静岡県富士山世界遺産センター』設計:坂茂さんの2カ所を見学してきました。 日本盲導犬総合センターでは館内を案内していただき、建築についてだけでなく弱視や盲目の方がどのように盲導犬と共に生活しているかなどについてもお教えいただきました。妊娠中の母親犬や生まれたばかりの子犬、引退犬など環境に敏感な犬たちにも配慮した計画となっていました。蛇行した屋内空間の間に位置する広場によりそれぞれの部屋に適度な距離ができ、また広場の芝生が人の目にも心地よい作りになっていました。 静岡県富士山世界遺産センターでは各々ベストショットを狙いつつ見学をしました。あいにく逆光となってしまい、雑誌のような水面に映り込む写真は撮れませんでしたが、天気には恵まれ、青々とした富士...

素材から見たアルヴァ・アアルト ~夏の家のレンガに着目して~

素材から見たアルヴァ・アアルト ~夏の家のレンガに着目して~

B4の布施です。春期の研究内容を発表させていただきます。 序章 0-1 研究の背景、目的 Alvar Aalto(1898-1976)はフィンランドのモダニズム建築家である。アアルトの作品では戦前は白スタッコ、1950年代はレンガ、1960年代以降は大理石が多く用いられている。 1953年に建てられた夏の家はレンガ時代の始まりの作品である。また、フィンランドではこの時期セメントや鋼材の資源に乏しかったためレンガを主体構造に用いなければならなかった背景もあるが、MITベーカーハウスの設計の際に工業化された均質なレンガではなくあえて手作業でレンガを焼く工場からレンガを仕入れていたという話からもアアルトが素材にこだわりを持っていたことがわかる。アアルトの夏の家からレンガに着目し、素材と建築の関係について分析、考察を深めたい。 研究目的は大きく二つに分けられる。 第1にアアルトの用いる素材から建築...

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