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坂出人工土地再生計画―人工地盤の再定義―

坂出人工土地再生計画―人工地盤の再定義―

  0.はじめに   “かたち”はいかにして残り続けていくのか。都市において病的要素になりつつある強い“かたち”を残しながらその意味を書き換えることができたら、その“かたち”は都市にとって新たな価値を与えることができるのではないか。今回の卒業設計では、日本のモダニズム建築の傑作であり失敗作でもある大高正人設計の坂出人工土地、その根幹である人工地盤という強烈なストラクチャーのみを保存対象としたうえで、都市公園とアート施設へのコンバージョンを提案する。   1.背景   坂出人工土地は大高正人が設計し、1966~86年に4期に分け建設された住居、商店街、市民ホールなどが一体となった複合施設である。2階ほどの高さに約1万平方メートルの人工地盤を造り、その上に1~4階建ての市営住宅を建てた。人工地盤の下は商店街や駐車場となっており、人口増の時代、土地不足と...

集合住宅におけるSIの調査・研究 -日本とオランダの事例において-

集合住宅におけるSIの調査・研究 -日本とオランダの事例において-

B4久木元です。春学期研究発表の内容を投稿します。 キーワード:サポート スケルトン インフィル オープンビルディング 第1章 序論 1-1 研究の背景  現在、日本では建築がスクラップアンドビルドによる消費型からストック型への転換が求められており、特に集合住宅においては長寿命化を求められている。ヨーロッパでは、1960年代からオープンビルディングの提唱によってオランダ等で居住者参加型、長寿命化に向けられた集合住宅が進められている。日本ではSI住宅が住宅の長寿命化に対して考えられているものであり、常に変わりうる時の流れやライフスタイルに対応できる手法である。現代の縮小社会に応答できうる建築だと思われる。その原点であり、事例も多く残すオランダの集合住宅も対象に含むことでより深い知識を得られると感じた。 1-2 研究の目的 本研究ではオランダで提唱されたオープンビルディングに基づく集合住宅と日...

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