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雑司が谷・鬼子母神界隈の再編―参道を軸とした新しいコミュニティ―

雑司が谷・鬼子母神界隈の再編―参道を軸とした新しいコミュニティ―

参道を軸とした二対の建築を媒体に、地域の新しいコミュニティ空間を作る提案。   1.背景—雑司が谷という街— ―古い街並み、生い茂る緑、モノで溢れた路地空間、子育の神・鬼子母神。― 都心にありながらも閑静な住宅街が広がる雑司が谷。歴史あるこの街のコミュニティは、伝統行事の御会式や手創り市などの地域イベントや路地空間を介した近隣住民との日常的な挨拶・会話など多方面にわたり築き上げられてきた。 特に街の中央に位置する鬼子母神堂では、御会式などのお祭時には多くの人で賑わい、日常では観光客や散歩する高齢者、学校へと向かう小学生の姿などが見られ、この街の人にとって親しみのある場所であり、地域コミュニティの象徴的存在とも言える。 そんな雑司が谷ではいま、再開発やグローバル化の影響で、子育て世代や外国人留学生などの新しい移住者が増えている。この街のコミュニティに新たな要素が加わろうとしている...

Glenn Murcuttの建築から読み取るサスティナブルデザイン ―自然をコントロールする環境装置―

Glenn Murcuttの建築から読み取るサスティナブルデザイン ―自然をコントロールする環境装置―

B4の田中です。春学期研究発表の内容を投稿します。 キーワード:自然、環境装置、引用 第1章 序論 1.1.研究の背景 グレン・マーカットという建築家がいる。彼はプリツカー賞をはじめ、国内外の数々の受賞歴をもつ、現代建築界を代表する巨匠のひとりであり、現在もオーストラリアを中心に活動を行っている1969年に個人事務所を設立して以来、所員や秘書を置かず、コンピュータなどにも頼らず、設計に関わる行為を全て独力でこなすという姿勢を貫いており、個人住宅を中心に、プロジェクトを含めると500件近くもの設計を手掛けている。 その作品はオーストラリアの風土を見つめ続けた、サスティナビリティに富んだ住宅群に代表される。エアコンなどの設備機器に頼ることなく自然の通風をもたらすプランニングや換気口の配し方、光と影・風・害虫をうまくコントロールする精確な可動式ルーバーと網戸とガラス戸の3層の開口、水不足解消のた...

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