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江ノ島電鉄沿線地域における線路敷きに隣接する住宅とその成り立ちに関する研究―和田塚駅、由比ヶ浜駅、長谷駅、腰越駅界隈を対象として―

江ノ島電鉄沿線地域における線路敷きに隣接する住宅とその成り立ちに関する研究―和田塚駅、由比ヶ浜駅、長谷駅、腰越駅界隈を対象として―

B4氏家です。春季研究発表の内容を投稿致します。 序章 研究の概要 0-1 研究の背景と目的 一般的に、建築物が線路に対して表側のファサードを見せることはほとんどない。人や車が行きかう道路が都市の表側であると考えられているからだろう。一方で、人が見る側が建築物のファサードであると考えられるならば、多くの人々が乗り、その車窓から建築物を見る、鉄道側に対しても建築物の表側を見せるべきだと言えるだろう。 江ノ島電鉄沿線地域では、一般的な街並みでは見られない、私的横断場、線路敷きに玄関を向ける住宅、線路わきの狭隘な歩行者通路、線路敷きに溢れ出す植栽など特有の風景が見られる。江ノ島電鉄は開業当時、路面電車であった。つまり、開業当時は線路も道路とみなされ、線路にのみ接道する敷地も当時は接道義務を果たしていたと考えられる。しかし、戦後江ノ島電鉄は鉄道として認可されることになった。それにより、路面電車であ...

ポルトガルにおける改修デザインにおける歴史的共作と作家性の相克 ―新旧区分の接合部に発生するディテールに着目して―

ポルトガルにおける改修デザインにおける歴史的共作と作家性の相克 ―新旧区分の接合部に発生するディテールに着目して―

研究の途中経過を報告します。本研究のフレームワークは壮大に「辺境からみたモダニズムの受容と展開」、「建築の時間論」、「デザインとテクトニクス」と考えています。これまで建築の時間に関して深く関心を持ってきました。そこで私が今回着目したのはポルトガルのリノベーション、リノベーションにおけるディテールです。この夏に大河内先生と布施さんとポルトガルで現地調査を行い、興味深い事例に多く恵まれたので研究を通して面白さを伝えられればと思います。 序章 1-1.研究の背景、目的、対象、方法 1. 近年、保存対象となる建造物は多種多様なものへと拡大している。一方で未だに保存か解体かの二者択一的な解決、改修段階においての設計手法は画一的なものが多い。そもそも文化財や保存という概念は19世紀、近代化の過程で再開発に反発して生まれたと言われている。現在ではヴェニス憲章という国際的文化財保存の基本ルールが半世紀もの...

パラメトリックデザインによる建築の設計手法に関する研究―木造仮設劇場をケーススタディとして―

パラメトリックデザインによる建築の設計手法に関する研究―木造仮設劇場をケーススタディとして―

修士2年の大谷です。 先日の修士設計中間発表の内容を掲載します。タイトルは、発表時と若干変わっており、未だ仮のもです。         0 序 0.1 研究の背景と目的  近年のコンピューター技術の発展により、プロダクトや建築の造形として、これまででは実現が不可能であったり困難とされてきた複雑な形態が生成可能となってきている。さらに、同時にレーザーカッターや、3Dプリンターなどのデジタルファブリケーションの技術も進展し、3次元データを容易に出力し、制作することが可能となった。これにより、コンピューター上での3Dモデリングからその実現に至るまでが一連のプロセスとしてトータルに扱うことができる時代となっている。  このような技術は、どのような造形をも可能にするという造形的な意味での新規性の開拓に対する価値をもたらすだけではなく、木材...

木造部材を用いて作られる集合体の研究

木造部材を用いて作られる集合体の研究

B4  矢田です。前期論文の成果物をアップロードします。   1.序論 1-1研究の背景  近年コンピューターの技術が格段に上がり今まででは実現することが困難であった3次元空間が徐々に世界でつくられ始めている。大きさや用途、規模などによりさまざまではあるがパヴィリオンをはじめとし建築の分野にまでよく見られる。その中でも特に『木材』をよく用いている事例が多く、それは加工しやすく構造的にもある程度の強度を持っていることが一因としてみることが出来る。 木材はコンクリートなどの流動的な物質とは異なり、1)小部材2)それらを集積させ3)組み立てる、という点で他の材料とは異な  る使われ方である。 1-2既往研究について 木材を用いて作られる3D空間やそのデザインについて の既往研究は少なく、確認できるものでも構造や構法などの 技術的な側面についての研究が多数を占めている...

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

2010.11.16 中間発表   ①【序論1】研究目的、研究方法。 ②【序論2】既往研究の見直し。論文の位置づけ。 ③【1章 クラフトマンシップ】工場の変遷と生産システムにおける重要な変化まとめ。 ④【2章 構法開発】作品分類表。年代ごとの傾向分析。 ⑤【3章 デザイン思想】曲面について。 ⑥【4章 結論】1~3章での内容プロット。   エスキス↓↓↓   ②松村先生の位置づけについて考え直す。 (今更ですが、松村先生の本を読み始めました。構法的な話はもちろんのこと、思想についても多くあるので、これから熟読したいと思います。 ・「『住宅』という考え方-20世紀的住宅の系譜-」東京大学出版会,1999 ・「『住宅ができる世界』のしくみ」,彰国社,1998) その他の文献に関しても、納得のいくような分類の仕方にもう少し改良する。   ③「どの技術によってどんなデザインが出来るようになったのか...

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

      M2佐藤あかねです。                   1)伊東豊雄:ブルージュ・パビリオン(2002)、2)難波和彦+界工作舍:箱の家83(2004)     2002年5月、建築基準法が改正され、アルミニウムに構造材としての役割が認められました。以降、アルミ建築は日本では伊東豊雄さんや難波和彦さんなどが積極的に取り入れていますが、まだ一般的な普及に至ってはおらず、実験段階にあります。アルミニウムは軽量で耐蝕性に優れ、容易にリサイクルできるという特性があり、環境に優しい素材として注目されています。これからの環境時代を築く上でアルミ建築の果たす役割は大きく、研究の意義があると思っています。   ...

プレキャストコンクリート建築デザイン論

プレキャストコンクリート建築デザイン論

B4の石川です。 前期の研究では「デザイン」と「テクトニクス」との関係性を視点に、プレキャストコンクリート(PCa)による建築のデザインというものを見てきました。 今まで建築の素材が木や石に始まり、鉄、コンクリートといった具合に変り、それによって「建築」の幅が広がると共に、技術も次々と発展し成熟し、そして定着してきました。そうした視点からから逆に、何か固有なデザインが技術によって生まれているのではないか??それが出発点でした。さらに、プレキャスト建築というのは今では一般的になってきましたが、実は近頃で60歳。コンクリート生まれの技術にしてはまだまだ若くないですか? 研究では「デザイン手法の展開」と「デザインの固有性」というのをなんとかつかみました 汗 え~、取り敢えず、「システム化による、同一形態の繰り返し」というのがホンシツのように感じました。なんか、とても単調なものができそうですが、逆...

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