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建築の曲面表現に関する基礎的研究

建築の曲面表現に関する基礎的研究

先日の中間発表のまとめです。全体の構成と各章から出てくる結論について、見通しを立てました。     0 序 曲面表現には多くの困難が伴うのに対して、曲面表現は依然として用いられています。曲面表現への強い欲求に対して記述していくことがこの論文のきっかけです。そこで、設計意図、素材、設計過程、実現、歴史の5つの視点から章立てをして、以下の点について明らかにし記述することを目的としています。 ・曲面による空間表現の意図 ・素材による曲面構成の違い ・曲面の設計過程の変化 ・曲面を実現する技術 ・曲面形態の変遷   1 曲面の空間表現 曲面の設計意図として、構造的手法、空間的手法、造形的手法、環境的手法の4つの傾向が見られます。 これらの傾向は近代以降から強く根付いているものですが、環境的手法というのが情報技術による解析結果の反映など、新しい傾向として読み取れます。...

サステナブル建築の外皮における設計手法とその特性に関する研究

サステナブル建築の外皮における設計手法とその特性に関する研究

M2の大津です。先日の後期中間発表のまとめです。     前回投稿した夏合宿時の発表内容から大きく変わった点としては、 □序論(背景と目的)において問題意識を明確に提示すること □断面構成だけではなく外皮設計自体の分析方法の検討 □現代の環境建築の見取り図のようなものを描けるようにすること、の3点です。   後期中間発表をふまえて、論文の構成がなんとかまとまってきました。 以下、簡単にですが本研究の構成とエスキスの振り返りを。     ■序論  合宿時にご指摘いただいた部分に加筆をして、文章はほぼ書き上がっています。   ■第1章  地球環境とサステナビリティに関する認識については、1970年代からの30年余りで  おおよその枠組みが成立したといえます。  その背景とサステナブル建築の外皮設計の変遷を概観するために、  いくつかの...

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

2010.11.16 中間発表   ①【序論1】研究目的、研究方法。 ②【序論2】既往研究の見直し。論文の位置づけ。 ③【1章 クラフトマンシップ】工場の変遷と生産システムにおける重要な変化まとめ。 ④【2章 構法開発】作品分類表。年代ごとの傾向分析。 ⑤【3章 デザイン思想】曲面について。 ⑥【4章 結論】1~3章での内容プロット。   エスキス↓↓↓   ②松村先生の位置づけについて考え直す。 (今更ですが、松村先生の本を読み始めました。構法的な話はもちろんのこと、思想についても多くあるので、これから熟読したいと思います。 ・「『住宅』という考え方-20世紀的住宅の系譜-」東京大学出版会,1999 ・「『住宅ができる世界』のしくみ」,彰国社,1998) その他の文献に関しても、納得のいくような分類の仕方にもう少し改良する。   ③「どの技術によってどんなデザインが出来るようになったのか...

都心型大学施設のフレキシビリティに関する研究

都心型大学施設のフレキシビリティに関する研究

M2の亀田です。 修士設計の敷地、機能を検討した結果、論文タイトルが「都心型大学施設のフレキシビリティに関する研究-駿河台地区複合大学施設の提案-」(仮です)に成りました。 敷地は駿河台の旧小川小学校跡地(現小川広場)です。 周辺には明治大学、日本大学、東京電機大学、共立女子大学、近隣地域には東京大学、東京理科大学などがあり、大学の集中した地域となっています。 1980年代郊外型の大学の都心回帰が進み、大学キャンパスの建て詰まりなどの問題もあり、サテライトキャンパスとして街中へ進出する大学施設の必要性が高まっています。 これはまた、「開かれた大学」「産官学共同」など大学を社会化する意識からも求められています。 そこで本研究では一つの学域、一つの大学だけが利用するだけでなく、複数の大学が地域と共同で利用する施設の提案を行います。 論文編では、これからの大学施設に求められるフレキシビリティに...

地域環境に配慮した運動施設の設計提案101012

地域環境に配慮した運動施設の設計提案101012

  先日のエスキス経過の報告です。 指摘された点 ・地形的に扱いすぎていて,建築として成立するのか. ・シェル,ドームといったはっきりとした構造を意識して設計すること. ・3Dモデリングを早く習得すること. .モデリングできるような形状を設計すること.   自然環境がそのまま建築的に現れるイメージが先行し,建築的な提案になっていなかったかもしれません。 また,構造的なリアリティについても指摘されました。 このライズでどのような構造計画が可能かということついて,全く提案ができていませんでした。 イメージとしては,西沢立衛さんの設計で,現在施工中の豊島美術館が頭の中にありました。 のッぺりとした曲線で,小さな地形のようないイメージで,スパンは長手60m,短手40mの無柱空間です。 鉄筋コンクリートのシェル構造ということですが、ライズは多分10m無いと思います。 話が変わっ...

北京の集合住宅調査(2010年夏期)の報告

北京の集合住宅調査(2010年夏期)の報告

遅くなりましたが、上海に続いて北京の調査や活動をまとめて報告します。 1.集合住宅の調査 以下の五つのプロジェクトについて簡単な調査に行きました。(資料収集、モデルルーム見学、ヒヤリングなど) (1)北京万科蓝山 (2)北京万科公园五号 (3)北京星河湾 (4)北京当代MOMA(Steven Holl) (5)北京首开常青藤 以下のプロジェクトを再びに見に行きました。 (1)北京SOHO现代城(山本理顕) また毎年の秋に開催される北京の住宅の展示会にも行きました。 2.建築の見学 (1)瑜舍酒店(隈研吾) (2)中央美术学院美术馆(磯崎新) 3.イベント 北京大学建築研究センターと早稲田大学古谷研究室の合同学術交流を参加して、研究発表の司会者と通訳を担当しました。古谷研のほうが半透明空間の研究に基づいて中国の集落調査を発表しました。北京大学は発表の予定がありませんでした。その後、お互いに談...

秋葉原における空間の利用とその変様に関する研究

秋葉原における空間の利用とその変様に関する研究

  M2の山田です。  秋葉原(東京都千代田区・台東区)(写真1)は、映画の街ハリウッドやITの街シリコンバレーなどと同じように、グローバルな視点で見てもアニメやゲームの街としての世界的地位を獲得しています。ですが、公共よりも民間が圧倒的な力をもち、しかも財閥系の巨大資本ではなく、知恵とスピードで時代の波を先取りする中小の商業資本が相互に激しい競争をしながら共存してきたことや、アジアの都市に特有の新陳代謝の激しいアナーキーな様相を目の前にして、“混沌”という形容詞付きでしか語られていないのが現状であり、その成功のエッセンスを抽出することが困難な対象であるといえます。 (1)秋葉原  研究者たちはこのように、とかく“混沌”の一言で表されがちな秋葉原の様相をある側面から記述し、解読しようと試みてきました。歴史的側面か...

静脈物流リサイクル施設の設計提案

静脈物流リサイクル施設の設計提案

 この計画では東京湾沿岸部(日の出埠頭)において老朽化した倉庫・港湾施設の建替を行い、海上を中心とした水上交通ターミナルと物流施設を計画します。水上交通ターミナルでは一般、観光客、ドライバー、ビジネスマン、周辺住人のための複合ターミナルを計画し、リサイクル物流施設においては静脈物流リサイクルを行う機能を主に新設します。   背景としては、リサイクル・リユースといった循環型経済社会への転換が急務となっている現状。物流においても、原材料を工場へ、また工場で造られた製品を消費地へといった従来の物流に対し、消費地において使用され廃棄物として取り扱われていたものを循環資源としてリサイクル関連施設へ輸送し、またリサイクル製品を再度消費地へ輸送するといった新たな物流(静脈物流)が今後増加することがあげられます。 港湾を核としたリサイクル処理施設の拠点化・効率化は再...

地域環境に配慮した運動施設の設計提案

地域環境に配慮した運動施設の設計提案

  この提案では中野区警察大学跡地を敷地として公園と一体となった運動施設を計画します. 地球規模の大きな環境よりも,建築が影響を及ぼしやすいある程度の範囲を地域と呼び,そこへ建築が還元出来る様な施設を考えたいと思っています.この設計提案の主な要点を以下に挙げると, 1.意匠分野と設備環境分野との連携による設計手法の試み 2.環境負荷を低減する為の設計手法 3.地域に開かれた建築の研究 であると考えています.特に 1.では環境の酒井研究室に環境シュミレーションをお願いして,設計に活かしたいと考えています.   現在の設計状況ですが,大変遅れた末,やっと原型を作り始めました.       この案では,大きな敷地を西から地下のゾーン,半外部のゾーン,室のゾーンと分け, 半外部のゾーンを南北に大きく開放する事で,自然換気,通風を促す事を狙いとし...

建築の反重力的表現に関する研究

  B4の鈴木です。遅くなってしまいました。 僕が前期の論文で扱ったテーマは反重力的な建築です。 反重力的というのは、本来地球には重力が存在しているのにも関わらずそれに逆らっているかのような形態のものを指します。 こういった建築を比較したり考察することにより、建築が反重力的形態をもつ必要性はどこにあるのか、それを明らかにすることを目的としました。   装飾の時代が終わり、建築の興味がボリュームの操作や形態にシフトしてきた20世紀初頭あたりから建築は反重力的表現を用いるようになります。 特にロシア構成主義では、計画、実作に関わらず新たな形態を模索していて、そこが出発点であったと僕は考えています。   時代を追って行くと、反重力的形態が生まれたあたりでは、主に思想の反映や、何かを象徴するものとして用いられました。その後から今に至る流れでは主に空間の操作のために...

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