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豊洲新市場計画 -間伐小径材を用いたサステナブルな卸売市場の設計-

豊洲新市場計画 -間伐小径材を用いたサステナブルな卸売市場の設計-

研究の目的と背景 背景 築地市場が豊洲へ移転することが決定した。その背景には施設の老朽化、スペースの不足などがある。こうした中で、築地市場は仲卸市場に天井をはることで2階を物置として利用したり、一時的に屋外に商品を放置したりとした建物を拡張するための対応がなされてきた。社会背景の変化などから市場のあり方が変化する中で、市場が移転しても将来的に必要規模が変化し、同様の問題が生じることが考えられる。こうした変化に対応するため、解体や増減築を考慮した設計をすることが望ましいが、現状の豊洲新市場の計画ではこうした変化に対応した計画となっていない。 一方、近年木造建築への注目が高まっている。木は「環境に優しい資源」であり、加工が容易なため建物を解体した後に利用の間口が広いなどの様々な利点がある。現在計画中の豊洲新市場の課題を解決する手段として木を使い、解体や増減築が可能な豊洲新市場の計画が可能ではな...

解体、増減築、その後の利用法を考慮した豊洲新市場の設計

解体、増減築、その後の利用法を考慮した豊洲新市場の設計

修士2年の谷黒です。先日行われた中間報告を投稿いたします。 背景 築地市場が豊洲へと移転することが決定した。その背景には施設の老朽化、スペースの不足などが考えられる。こうした中で、築地市場は仲卸市場に天井をはり、2階を物置として利用したり、一時的に屋外に商品を放置したりとした対応がなされてきた。 社会背景の変化などから市場のあり方が変化する中で豊洲新市場に移転しても将来的に同様の問題が生じることが考えられます。こうした変化に対応するため、解体や増減築、その後の利用法を考慮した設計がなされることが望ましいが、現状の豊洲新市場の計画ではこうした変化に対応した計画がなされていない。 解体に視点を当てると、鉄骨造は解体、構築に優れた構成が可能な素材である。しかし、解体後の利用方法の幅は狭く、リサイクルには未だ難しい。一方、近年木造建築への注目が高まってきている。仮設建築木は「環境に優しい資源」とし...

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