Your are here: Home // Archives for 10月 23rd, 2014

テナント型商業空間における人の歩行経路に関する研究 ー表参道ヒルズにおける追跡調査ー

テナント型商業空間における人の歩行経路に関する研究 ー表参道ヒルズにおける追跡調査ー

B4の小林千雅です。2014年度前期の小論文を掲載いたします。   第1章 序論 1.1.研究背景と目的  商業空間において、より利益を上げるためには人の流れ、つまり動線計画がとても重要になってくる。しかし、一般的な商業施設は積層されたスラブにただの移動手段としての階段が配置されており、平面的にはつながっているとしても断面的なつながりが非常に薄い物が多い。  今回、調査対象とした表参道ヒルズにはいくつかの特徴がある。普通の商業施設は最下層部分にエントランスが設けてあり、そこから上がって行くパターンが多いが、本館部分の商業空間の中層部分にエントランスが設けられており、そこから上下に動線がのびている。本館の中央部分には巨大な吹き抜けが設けられており、他階の様子がよく見えるとともに開放的な空間となっている。また、すべての店舗が貸しテナントとなっていて表参道ヒルズは場所を提供することによ...

Copyright © 2024 OKOLAB.net. All rights reserved.