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ドローイングから読み解くザハ・ハディドの建築思考

ドローイングから読み解くザハ・ハディドの建築思考

B4小田です。春学期に取り組んだ研究の内容を投稿致します。 序章 1-1研究の背景 2016年3月31日、1人の建築家ザハ・ハディドがこの世を去った。新国立競技場問題によって日本中にその名広げることとなったはザハは、1983年香港ビクトリアピークのコンペティション優勝を機に現代まで、独自の表現力で人々を魅了し続けた建築家の1人である。中でもザハの描くドローイングは、「構造的配慮を欠いた」、「重力を無視した」といった言葉で解説される、断片化された形態が浮遊したような独特なものであった。ロシア・アヴァンギャルド時代、カジミール・マレーヴィチによって提唱されたシュプレマティズムにも影響を強く受けたとされるザハのドローイングには、どのような建築的思考が描かれているのか。   図1−1 ザハ・ハディド 図1−2 東京新国立競技場コンペ案/2012 1-2研究の目的 研究の目的は以下の2...

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