Your are here: Home // Archives for 11月 14th, 2017

オランダの教会から住居へのコンバージョンに関する基礎的研究

オランダの教会から住居へのコンバージョンに関する基礎的研究

学部4年島田里沙です。2017年度、春学期の研究結果を掲載します。 私は、オランダの教会から住居へのコンバージョンに関する基礎的研究を行いました。以下研究概要を掲載いたします。   序章 研究の背景と目的 近年、オランダではキリスト教のコミュニティが縮小 して使われなくなった教会が増えていること、またオランダでは住宅不足が社会問題となっていることから、オランダは教会から住居へとコンバー ジョンされる事例が見られる。 この論文では、1オランダのコンバージョンや保存に 関する制度や法律を明らかにする。2教会を住居へコ ンバージョンする際の設計手法、設計の際の問題点や 障害などを明らかにする。   研究の対象と方法   オランダの教会から住居へのコンバージョンがされた事例、7件を対象とし、平面、断面、住戸配置などから分析を行う。 1,chapel of living...

上海新天地における石庫門型里弄住宅の保存と再生に関する研究

上海新天地における石庫門型里弄住宅の保存と再生に関する研究

B4の丁佳蓉です。春学期の研究内容を発表させていただきす。 序章 1−1.研究の背景と目的 特殊な地理的・歴史的要因によって、上海には西洋の文化と中国の伝統文化が混在し、共生している。1843年開港以来、租界時代に欧米各国の様々な建築様式の建物が建てられ、西洋建築と中国伝統建築が融和した「中洋折衷の建築」の景観が形成した。社会状況の元に上海における都市の主要な構成要素となる「里弄」が発生していった。2010年に「石庫門“里弄”建築の建造技術」は中国政府から国の無形文化遺産に認定された。 1990年代に入り、都市基盤の整備や都心部不良住宅の更新が新しい段階に入り、里弄住宅が一時大量に取り壊され、面積は下降傾向にある。しかし、里弄住宅は旧市街地の各行政区においてその比率が依然高く、如何に里弄住宅のストックを合理的に再生するかがますます重要な課題になっている。 旧市街地再生一つの事例として、新天...

素材から見たアルヴァ・アアルト ~夏の家のレンガに着目して~

素材から見たアルヴァ・アアルト ~夏の家のレンガに着目して~

B4の布施です。春期の研究内容を発表させていただきます。 序章 0-1 研究の背景、目的 Alvar Aalto(1898-1976)はフィンランドのモダニズム建築家である。アアルトの作品では戦前は白スタッコ、1950年代はレンガ、1960年代以降は大理石が多く用いられている。 1953年に建てられた夏の家はレンガ時代の始まりの作品である。また、フィンランドではこの時期セメントや鋼材の資源に乏しかったためレンガを主体構造に用いなければならなかった背景もあるが、MITベーカーハウスの設計の際に工業化された均質なレンガではなくあえて手作業でレンガを焼く工場からレンガを仕入れていたという話からもアアルトが素材にこだわりを持っていたことがわかる。アアルトの夏の家からレンガに着目し、素材と建築の関係について分析、考察を深めたい。 研究目的は大きく二つに分けられる。 第1にアアルトの用いる素材から建築...

利用者の分布調査に基づく神奈川工科大学KAIT工房の空間特性に関する研究

利用者の分布調査に基づく神奈川工科大学KAIT工房の空間特性に関する研究

B4の山田です。春学期の研究を発表させていただきます。   「利用者の分布調査に基づく神奈川工科大学KAIT工房の空間特性に関する研究」 序章 1−1 研究の背景 建築を設計する際に、設計者はその建築がどのように利用されるのか考えなければならない。特に商業施設や美術館、公共施設などでは、利用者の動線や分布というものを意識する必要がある。しかし、実際に設計者の意図通りに建築が利用されるかは分からない。 近年、壁などの仕切りで空間を明確に分節しない平面構成をした建築が多く見られる。代表的な事例として、神奈川工科大学KAIT工房があげられる。この建築内における利用者のアクティビティーは家具や内装、柱の位置などにより大きく影響され、個人が自ら場所を探求することにより確立される。そのような空間の境界があいまいな建築内で、設計者の意図する人々の分布は実現されているのだろうか。 図1 神奈川...

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