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現代建築レビュー8月号

B4の林です。2019年9月23日に実施しました新建築8月号の現代建築レビューを投稿致します。

 

島田さん:今月号で気になった建築をあげてください。

大澤:僕は、The Hillです。スーパーマーケットと集合住宅の複合施設で従来のスーパーマーケットは屋上を上手く利用できていないが、上に集合住宅とする計画や敷地に対する配置や道の取り方が良いと感じました。

佐坂:僕は、15 Roomsです。一部屋が7平方程度だが、中央の共有部分に4辺が接続されていて縦に3層ほどつながっている。角度を振って生じる部分をバルコニーとして外部とつながっていたりベクトルをいろんな方向に向けていて都市の散漫さが出ていて面白いと思いました。

建入:僕は、つながるテラスです。このような職住近接型のような自分の職としている空間と住居が一体となっていることで同じような意識を持ったひとが住みコミュニティの形成のしやすさにつながると思います。また、15Roomsのような角度を振っていることで開口が向き合わないようになっていてプライバシーが確保されている空間に共感出来ます

:僕は、corteです。地域の路地空間を立体的に巻き上げていてその隙間が住戸同士の距離をつくり住人の関係性やじゅうこないの室内の風環境に影響を与えていることが面白いと思いました。

福井:私は、門前仲町の集合住宅です。T字の共用部が全住戸と外側の街とのつながりを保っていることや、中央の水回りのコアの配置で壁を共有しないようにしプライバシーが確保されていることが良いと思いました。それぞれの生活空間に植栽などでバリエーションがあることも良いと思いました。

川上:私は、OPEN DOOR APARTMENT 2です。アルミや木、金属パイプなどの素材がうまく使われていて心地いい空間が生まれていたり、プランにみえるパブリック、セミパブリック、プライベートというグラデーションが立面にも現れていたりすることが面白いと感じました。

寺島:私は、15 Roomsです。必要最低限の暮らしや都市との調和の部分が若者向けの建築だと感じました。家が生涯共にする夢のようなものではなくなってきて若者目線で語られる建築が多くなってきたと思いました。

皆川:私は、モリテラスです。カザミチ空間と呼ばれているこの空間が風が通り抜けるだけでなくてコンクリートの壁が照明を反射している様子や地下空間にあるテラスの効果で光が降り注ぐ様子が奇麗だと思いました。

石渡:僕は、corteです。湾曲した壁があることで室内に変化が生まれていて風や光の入り方にも影響を与えていることや直線ではなく曲線を取り入れる大胆さに好感が持てました。

島田さん:みんながもし住むとしたら集合住宅と一軒家だったらどちらがいいですか?(マンション3人、一軒家6人)それぞれどんな理由がありますか?

:僕は外の空間を趣味とかに自由に使いたいことや自邸をつくってみたい事があるからです(笑)

皆川:マンションでは管理が楽だということや共用部を使えることが大きな理由です

島田さん:一軒家では外とのつながりが薄いということもありますね。最近の集住では分け合わなければいけないから分け合うといったスタンスのものが増えてきています。今回の中のものでいうとどの共有空間に好感が持てましてか?

川上:私はtoberuの空間が人がいても気にせずに過ごせそうなので良いと思いました

島田さん:交流したい人やしたくない人がいる中で、どんな共有空間が住人同士の関係を良好にすると思いますか?

寺島:アサヒファシリティズ蛍池寮の住戸部分が開かれていたりと中庭部分が全員の共有部分となっていたりそれぞれの共有部が異なるスケールを持っていたりしていて周りとの関係がつくられていると思いました。

島田さん:共有部に様々なスケールがあることは重要な要素だと思います。また、corteのような吹き抜け空間が一定の距離を生むという方法もあるよね。実際に住む空間としてはどんなものがいいですか?

林:corteは使いやすさに疑問は残るけど、無理に交流を強いられていない計画の仕方に好感が持てます。

皆川:私が住みたいのは幕張ベイパークです(笑)大きな開口を持つものは結局普段はカーテンが閉じ切ったままであったり部屋を自分でアレンジしたいときには四角の部屋が便利であったりするので結局ここが住みやすいのではないかと思います。

福井:最終的には一軒家が良いと思いますけど、一時的に集合住宅に住んでいく場合は門前仲町やcorteのような住戸同士に距離がとられているものに住みたいと思いました。

島田さん:高齢者向け住宅のようにサービスをシェアするものもあって空間を共有するだけでなくソフト面を共有する在り方もありますね。今回の話を通して考えが変わったことなどありますか?

石渡:つながるテラスのような提案は良いが日本人の生活スタイルを考えると疑問が残りました。全体を通して住みたいと思わない意見やどこかで見たことあるものが出てきたりしていたので新しいなにかを考えることができればなと思います。

皆川:限られた人たちに向けたものが多くて住みたいと思う住宅が少なかったことや既視感のあるものが多い印象を持ちました。

寺島:共有部のスケールの多彩さは他のオフィスのようなビルディングタイプでも応用が利くと感じました。

川上:好きな建築と住みたいと思う建築が違うという感覚はあったが、つながるテラスは将来コミュニティの在り方とかを見ても暮らしやすいのかなと感じました。

福井:高齢住宅はソフト面の具体的な店舗の例などが想定がされていて使い手に頼り切らず管理側のことが考えられていることが良いと思いました。

:使い手の性格によって共用部の使われ方が変わってくる中で、toberuのような空間はそれぞれが別のことをしながら空間を共有できているスケール感が良いと思う。

建入:共有部はただつくるだけでなくてソフト面の想定や使い手のことを考え機能させることが重要に感じました。

佐坂:分棟にして間を共有部にする手法が目立っている印象でした。Open Smart URのAIを使った生活環境も面白いと思いました。

大澤:自分の正直な意見としてはプライバシーを確保できてれば良いという考えです共有部を考えるときにソフト面の設定は重要だと思いました。

総括

集合住宅を考えるときに考慮する点がいくつかあり、それは

プライバシーの確保 ②共用部の取り方 ③シェアの仕方

共用部に関することで議論に出てきたのは、

スケール感 ②何をシェアするか ③住戸とのつながり方

であり、共有部の設計の様々な視点がわかった。

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