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re:渋谷アンダーグラウンド〜地下空間における”場所”の獲得〜

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1.背景
ー没場所としての地下空間 サインに支配される人々ー
現在私たちが日常的に利用している地下とは、交通インフラの地下進出によってそれらに付随するように生まれた、通路としての機能空間である。ここには”場所”というものは存在せず、空間的経験は存在しない。交通インフラの開発により大量生産されたこのような”没場所”は、サイン計画によりその行動を補完しているが、それにより地下空間での行動は支配的な、受動的な行動となっいる。

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図1視覚情報の乏しい没場所としての地下空間

2.提案
ー 場所の獲得 能動的空間行動へー
既存の地下空間に対し、通路としての機能を担保させつつ、そこに”場所”を生むことで、空間的経験を生みだし、地下での行動をサインに支配された受動的なものから、より能動的なものに変えていくことはできないか。

サイン支配 のコピー
図2サインに支配される人々

3.対象敷地
ー渋谷地下ー
本提案では、その複雑な立体地下空間により行動の多くをサインに頼っていると考えられる、渋谷駅の地下空間を対象に行う。近年東横線地下化などにより、複雑さを増したこの場所では無意識的にサインに行動を支配された人々が多く存在する。

Shibuya_station
図3渋谷

4.設計
ー渋谷の地下空間に”場所”を与えるー
場所とは、記憶と強い関わりを持つものであり、記憶に強い影響を与える要素の存在が、空間に場所を生んでいると考えた。地下通路という視覚情報の乏しい空間に、”場所”を与える要素を孕んだ空間を6箇所提案する。

「手法」
ダイアグラム

図4ダイアグラム

 視覚情報の乏しい真っ白な そこに”場所”と認識するための  空間は機能を持つことで
キャンバスのような空間     強い要素を与える     更なる”場所”を獲得する

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図5渋谷の都市から記号を抽出

渋谷の都市から強い要素と成り得る記号を抽出し、
それを機能と共に地下空間に付加していく

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図6場所を獲得した地下空間

渋谷全体パース

 

 

新たに生まれた地下空間は”場所”として認識され、
人々はそれらを辿るように空間を経験し、行動していく

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