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卒業設計 壁の中のヘテロフォニー

 

 

 

 

 

 

【プレゼンボード】

■作品データ

用途    集合住宅
所在地   渋谷区宇田川町
敷地面積  5800㎡
建築面積  4640㎡
 

■設計趣旨

現在、都市部において、住居の在り方は大きく変わろうとしている。
都市部の急速に進む個人化、情報化に伴い、今まで社会を形成していたコミュニティの単位である「家族」や「地域」は、もはや個人にまで分解され、人々は直接都市と接続される形になっている。
このような現状、時代の流れに対して、人々の生活を包む住居の形態というものが対応しきれていないという現状に、私は疑問をもっていた。
生活の単位が個人にまで分解されたということは、その個人の数だけ様々な住まい方、生活の在り方が存在すると思う。それは画一的に機能を決められた従来の箱だけでは支えることができないことである。そして消えつつある、血縁や地縁といった必然的なコミュニティではなく、様々な住まい方や活動によってつながる偶発的なコミュニティを1つの建築内で積極的に生み出すことが、現代の都市に対して、新しい集住体・共同体を提案することにつながるのではないかと思い、設計の主題とした。

 

 

■計画内容

人々の生活の範囲には段階的なグラデーションが存在する。それはプライベート、パブリックといった概念、または他人との接続関係。
私はその段階には大きく分けて4つあると考え、それは同時に空間の領域として建築に関わると思う。生理・衛星といった最も個人的な領域、団欒や食事などの生活の領域、仕事・教育・趣味などの活動の領域、そして最後に社会がある。
従来は個人的な領域と生活の領域が家族という家の中に押し込められ、完結していた。それゆえ、機能や活動が限定され、周囲からの孤立性が高まった。住居においてこのような機能や活動の制約や孤立性を払拭するために以上の階層を再構成し、新しい共同体を設計する。

 

       

         

       

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