B4櫻井です。 卒業設計の現在の途中経過を報告させていただきます。
卒業設計にあたり、「そこにしか出来ない場所、意味」を大きなテーマとして考えて進めております。
そのなかで、取り上げた敷地として、東京のゴミの最終処分場に注目しました。
東京で生まれたゴミは消却されたあと全て東京湾に埋め立てられ、今もなお新しい土地が出来ております。
そうしてそこには1230万トンというゴミのコンテクストが眠る場所なのではないか、と考えました。
このように生まれた特殊な土地には何か、公園のような場所にするのではなく都市の一部として担うべき、ここだから出来る役割があるのではと、問いをたてています。
しかし、今だまだ最適な答えが出ていない状況であり、そのためプログラムも模索している段階です。
また、今あがっている1番の問題として、この特殊な土地で担える役目が「ゴミ問題へのメッセージ」系だとするならば、東京湾のような土地でなく、都市の中でやるべきというと東京湾に位置する最終処分場とは真逆の、ある種矛盾のような状態に陥っております。
今後は、自分の問いをクリアに早急にデザインに入っていくことが必要と考えております。
長くなりましたが以上です。