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未来死向-地域に開かれた葬祭場×イノベションセンター-

未来死向-地域に開かれた葬祭場×イノベションセンター-

 1,敷地:府中トロポサイト かつての米軍基地であり、現在は廃墟と化している。直径14mのパラボラアンテナや高さ107mの鉄塔などが未だに残されている。 図1 府中市航空写真                図2 府中トロポサイト 2,未来死向 一般的に葬祭場などの「人の死」を扱う施設は迷惑施設とされているが、葬祭場には「未来」を考える為の施設になるポテンシャルがあるではないかと考えた。 3,葬祭場×イノベーションセンター 用途は、葬祭場とイノベーションセンターとする。イノベーションセンターは、生活空間とのつながりをもち、廃墟と葬祭場とは対比され、地域に開くことを期待する。 図3 葬祭場外観 図4 イノベーションセンター外観 4,レイヤー性ランドスケープ 既存,広場,建築,遊歩道の4つのレイヤー分けをしつつ互いに干渉し合う余地を持たせることで、相互補完関係を生み出す。この操作により空間が1...

Porous Town ―街へ開かれた混住型集合住宅―

Porous Town ―街へ開かれた混住型集合住宅―

  1.問題定義 私はこの卒業設計で、多国籍な街へ開かれた混住型集合住宅の設計を行いました。その設計に至ったのは私が2つのことに問題意識を感じているからです。 1つは、近年外国人人口が増加していますが、彼らのコミュニティ形成の環境は未熟であることです。同じ文化の人、同じ国の人で集まりやすく、他国の人や日本人との間に壁が生まれているように感じます。 2つめは、これからの集合住宅に在り方についてです。近年、核家族の形成によりできた家族単位を重んじる住居からシェアハウスのような第3者との交流を誘発する住居ができました、しかしそれらもコミュニティは住居内に収められ外に対しては閉じられています。私は集合住宅が街に対しても開かれたコミュニティを持つ必要があると考えます。 以上の問題から、外国人の方が様々な国の人とも関われ、広く交流を持てるようなまちづくりのきっかけとして外部に開かれた集合...

Minimum City -地方百貨店のリノベーション-

Minimum City -地方百貨店のリノベーション-

Minimum City -地方百貨店のリノベーション- ⒈背景と目的 近年、閉店する地方百貨店が後を絶たない。全盛期の百貨店は、イベントの開催や家族での買い物、レストランでの食事をするハレの場であった。その後、司法百貨店ではモータリゼーションが進行し、郊外の大型商業施設へ消費活動が以降する。また、コンビニエンスストアやネットショッピングの台頭などの影響を受け、百貨店に代表される大資本が中心市街地から撤退しつつある。そして、近代家族と消費携帯の一時代を築いたビルディングタイプが終焉を迎える。地方都市では、新たに新築する経済力が低く、跡地の利用方法は長期間定まらないことが多い。歴史性、象徴性、拠点性など様々な価値を持つ百貨店をただ壊してしまうのではなく、リノベーションして縮小社会に適した建築へ転生する。 2.敷地と対象 千葉県松戸市にある伊勢丹松戸店は、都心から電車で30分の松戸駅近くとい...

【2017年度卒業設計】丁佳蓉さんが建築学科賞,島田里沙さんが優秀賞を受賞!

【2017年度卒業設計】丁佳蓉さんが建築学科賞,島田里沙さんが優秀賞を受賞!
去る1月28日(日)に開催された「2017年度明治大学理工学部建築学科卒業設計講評会」において,当研究室B4の丁佳蓉さんが建築学科卒業設計賞,同島田里沙さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます! 学科賞を受賞した丁佳蓉さんのプレゼンテーション 島田里沙さんのプレゼンテーション  

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