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MORPHING ~原宿における商業施設の提案~
卒業設計「知層連続体~手をとりあい社会に開く専門学校~」
新M1の笈川です。卒業設計が終了したので投稿します。 閉ざされていた学びの場を社会に開く。 孤立していた専門学校が手をとりあうようにして都市に『知の積層体』を創る。 重なった知は知層となり都市に新たな風景をつくる。 その風景は都市に溶け込み社会に発信していく。 学校は社会に出るための訓練をするところであるのに社会から隔絶されているように感じた。 近年の不況により社会の求人数が減少し就職難が起きているため大学卒業直後に就職率のいい専門学校に入学する人数が増加している。 しかし専門学校は社会に一番近い教育機関であるはずなのにテナントビルのような建物に多く、縦に積層されていった結果として閉鎖的なものとなっている。 そこで複数の専門学校を地層のように折り重ね横に伸ばしていくことで「知層」を作り様々なアクティビティを風景として都市に広げることを考えた。 ボード。 敷地は渋谷区桜丘町。ここ...
卒業設計 壁の中のヘテロフォニー
【プレゼンボード】 ■作品データ 用途 集合住宅 所在地 渋谷区宇田川町 敷地面積 5800㎡ 建築面積 4640㎡ ■設計趣旨 現在、都市部において、住居の在り方は大きく変わろうとしている。 都市部の急速に進む個人化、情報化に伴い、今まで社会を形成していたコミュニティの単位である「家族」や「地域」は、もはや個人にまで分解され、人々は直接都市と接続される形になっている。 このような現状、時代の流れに対して、人々の生活を包む住居の形態というものが対応しきれていないという現状に、私は疑問をもっていた。 生活の単位が個人にまで分解されたということは、その個人の数だけ様々な住まい方、生活の在り方が存在すると思う。それは画一的に機能を決められた従来の箱だけでは支えることがで...
咲ける都市基盤 2010年卒業設計
* Concept 都市を流れる川 川の氾濫から都市を守る調節池 人はよりよく生きるために都合の悪い様々なモノに蓋をしてきた。 そんな隠されたモノ、都市基盤に私たちはあまりに無頓着だ。 私たちと基盤を遠ざけている邪魔な蓋をほんの少しめくって、 私たちと基盤との関係をぐっと近づける。 これまでも、これからもずっとお世話になる都市基盤と人との関わり方を提案する建築 * Site 目黒区中目黒1丁目 東横線の中目黒駅から徒歩約10分、目黒川と山手通りに挟まれた細長い敷地。 その地下には目黒川の万が一の氾濫を防ぐため、ある 一定の水位を越えると水を 一時的に溜める調節池が埋まっている。今現在、この調節池を実際に見ることが 出来るのは対岸側から見える水の取り込み口のみ。その他護岸部分はもちろん、 上部も全て埋められている。敷地の北側はオシャレな shopの集まる場所として知られ、 南...
CFD解析シミュレーションを用いた体育施設の設計手法に関する研究
M2の田村です 経過報告です。 研究のタイトルは 「CFD解析シミュレーションを用いた体育施設の設計手法に関する研究-中野区立中野体育館建替計画」 となりました。 先日,やっとのことでCFD解析結果を建築環境工学研究室(酒井研究室)のD1小野さんからいただきました。 本日、小野さんと解析結果を受けての打ち合わせを行ったので、報告します。 解析前の狙いとして、真ん中の風の通り道では一様な風の流れを生み出せればと思っていたのですが、 うまくいっていません。 この原因は南側の低層住宅群によって、地上部付近の風は遮られていることが、下の画像でわかります。 敷地には、南西と、南東から斜めに風が入り、南側開口へ回り込んでから入るため、建物内部に風の 偏りができてしまったのではないかとのことでした。 そこで、風の通り道に一様な風を通す手法として、 a.  ...