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「曲面建築論-曲面表現の歴史的変遷と現状-」

「曲面建築論-曲面表現の歴史的変遷と現状-」

M2の松本です。 本研究では、建築において、なぜ曲面表現を使うのか、ということをテーマにしています。 そもそも曲面で建築を構成するとなると、直線で構成されるものよりも多くの困難が生れます。しかしその困難を経てもなお、曲面表現のなされている建築が増えてきているのが現状です。 つまり曲面表現は、建築デザインの現代性の一つの在り方として捉えることができます。そこで曲面の素材、設計意図、形態などの軸を歴史的な視点を踏まえて扱うことで、曲面表現のの現代性について記述し明らかにすることが本研究の目的になります。   研究の内容としては、 曲面の設計意図  1.合理性(構造、環境)  2.形態性(彫塑、象徴、連続)  3.空間性(流動、反射、求心) 曲面の形態  1.幾何学から自由曲面へ  2.素材に適した表現 などの章立てを考えています。   そして現代の曲面とは、 ・情報技術の発...

「中目黒・目黒川沿いの店舗群の発生と成長に関する研究」

B4の佐々木です。 前期を通して、都市の成長・変化に着目した研究を行ってきました。     対象地域は東急東横線の中目黒駅西側の目黒川沿いの通りです。 飲食店や美容院、アパレルの店舗など、様々な種類の店舗が並ぶこの通りですが、 これらの店舗はここ10〜15年程という短期間に開店したところが殆どです。 短い期間で街並・店舗群がどう成長・変化するのかを観察出来る場所として、目黒川沿いの通りに注目しました。 目黒川の両岸の通りに入り口、もしくはショーウィンドウを設けている店舗を対象としています。   目黒川沿いの桜並木 対象地域     「都市の変様」というカテゴリに分類されるこの研究ですが、 この研究自体の目標として、店舗が発生する際の立地特性などの傾向発見を目指しています。     &nb...

プレキャストコンクリート建築デザイン論

プレキャストコンクリート建築デザイン論

B4の石川です。 前期の研究では「デザイン」と「テクトニクス」との関係性を視点に、プレキャストコンクリート(PCa)による建築のデザインというものを見てきました。 今まで建築の素材が木や石に始まり、鉄、コンクリートといった具合に変り、それによって「建築」の幅が広がると共に、技術も次々と発展し成熟し、そして定着してきました。そうした視点からから逆に、何か固有なデザインが技術によって生まれているのではないか??それが出発点でした。さらに、プレキャスト建築というのは今では一般的になってきましたが、実は近頃で60歳。コンクリート生まれの技術にしてはまだまだ若くないですか? 研究では「デザイン手法の展開」と「デザインの固有性」というのをなんとかつかみました 汗 え~、取り敢えず、「システム化による、同一形態の繰り返し」というのがホンシツのように感じました。なんか、とても単調なものができそうですが、逆...

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