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地域環境に配慮した運動施設の設計提案101012
先日のエスキス経過の報告です。 指摘された点 ・地形的に扱いすぎていて,建築として成立するのか. ・シェル,ドームといったはっきりとした構造を意識して設計すること. ・3Dモデリングを早く習得すること. .モデリングできるような形状を設計すること. 自然環境がそのまま建築的に現れるイメージが先行し,建築的な提案になっていなかったかもしれません。 また,構造的なリアリティについても指摘されました。 このライズでどのような構造計画が可能かということついて,全く提案ができていませんでした。 イメージとしては,西沢立衛さんの設計で,現在施工中の豊島美術館が頭の中にありました。 のッぺりとした曲線で,小さな地形のようないイメージで,スパンは長手60m,短手40mの無柱空間です。 鉄筋コンクリートのシェル構造ということですが、ライズは多分10m無いと思います。 話が変わっ...
北京の集合住宅調査(2010年夏期)の報告
遅くなりましたが、上海に続いて北京の調査や活動をまとめて報告します。 1.集合住宅の調査 以下の五つのプロジェクトについて簡単な調査に行きました。(資料収集、モデルルーム見学、ヒヤリングなど) (1)北京万科蓝山 (2)北京万科公园五号 (3)北京星河湾 (4)北京当代MOMA(Steven Holl) (5)北京首开常青藤 以下のプロジェクトを再びに見に行きました。 (1)北京SOHO现代城(山本理顕) また毎年の秋に開催される北京の住宅の展示会にも行きました。 2.建築の見学 (1)瑜舍酒店(隈研吾) (2)中央美术学院美术馆(磯崎新) 3.イベント 北京大学建築研究センターと早稲田大学古谷研究室の合同学術交流を参加して、研究発表の司会者と通訳を担当しました。古谷研のほうが半透明空間の研究に基づいて中国の集落調査を発表しました。北京大学は発表の予定がありませんでした。その後、お互いに談...
秋葉原における空間の利用とその変様に関する研究
M2の山田です。 秋葉原(東京都千代田区・台東区)(写真1)は、映画の街ハリウッドやITの街シリコンバレーなどと同じように、グローバルな視点で見てもアニメやゲームの街としての世界的地位を獲得しています。ですが、公共よりも民間が圧倒的な力をもち、しかも財閥系の巨大資本ではなく、知恵とスピードで時代の波を先取りする中小の商業資本が相互に激しい競争をしながら共存してきたことや、アジアの都市に特有の新陳代謝の激しいアナーキーな様相を目の前にして、“混沌”という形容詞付きでしか語られていないのが現状であり、その成功のエッセンスを抽出することが困難な対象であるといえます。 (1)秋葉原 研究者たちはこのように、とかく“混沌”の一言で表されがちな秋葉原の様相をある側面から記述し、解読しようと試みてきました。歴史的側面か...
静脈物流リサイクル施設の設計提案
この計画では東京湾沿岸部(日の出埠頭)において老朽化した倉庫・港湾施設の建替を行い、海上を中心とした水上交通ターミナルと物流施設を計画します。水上交通ターミナルでは一般、観光客、ドライバー、ビジネスマン、周辺住人のための複合ターミナルを計画し、リサイクル物流施設においては静脈物流リサイクルを行う機能を主に新設します。 背景としては、リサイクル・リユースといった循環型経済社会への転換が急務となっている現状。物流においても、原材料を工場へ、また工場で造られた製品を消費地へといった従来の物流に対し、消費地において使用され廃棄物として取り扱われていたものを循環資源としてリサイクル関連施設へ輸送し、またリサイクル製品を再度消費地へ輸送するといった新たな物流(静脈物流)が今後増加することがあげられます。 港湾を核としたリサイクル処理施設の拠点化・効率化は再...

