Your are here: Home // Archives for 7月 18th, 2012
木造部材を用いて作られる集合体の研究
B4 矢田です。前期論文の成果物をアップロードします。 1.序論 1-1研究の背景 近年コンピューターの技術が格段に上がり今まででは実現することが困難であった3次元空間が徐々に世界でつくられ始めている。大きさや用途、規模などによりさまざまではあるがパヴィリオンをはじめとし建築の分野にまでよく見られる。その中でも特に『木材』をよく用いている事例が多く、それは加工しやすく構造的にもある程度の強度を持っていることが一因としてみることが出来る。 木材はコンクリートなどの流動的な物質とは異なり、1)小部材2)それらを集積させ3)組み立てる、という点で他の材料とは異な る使われ方である。 1-2既往研究について 木材を用いて作られる3D空間やそのデザインについて の既往研究は少なく、確認できるものでも構造や構法などの 技術的な側面についての研究が多数を占めている...
(仮)神田、新橋におけるビルの空室に伴う既存ストック活用法に関する研究
B4 櫻井です。 以下前期論文成果物になります。 1.研究の背景と目的 2003年問題以後、ビルは供給過多に陥りる一方で、ネットワーク普及に伴う働き方の多様化、ワークスタイルの変更により在宅ワーカーなどが拍車をかける結果となり、都心部ではオフィスビルの空室が問題とされている。都心部の大規模ビル供給による中小ビルからテナントを奪うような空室連鎖の影響力は大きい。また、持続可能な社会を実現するためにはスクラップアンドビルドによる考え方ではなく、コンバージョン(用途変更)などによる既存ストックをいかに活用するのかが今後の社会活動において大変重要なことと考えられる。 本研究では空室発生の要因をその地域規模でのビル郡の建築的視点から調査、分析し、他地域との比較から検討する。それによりビル郡の空室の...

