この提案では中野区警察大学跡地を敷地として公園と一体となった運動施設を計画します.
地球規模の大きな環境よりも,建築が影響を及ぼしやすいある程度の範囲を地域と呼び,そこへ建築が還元出来る様な施設を考えたいと思っています.この設計提案の主な要点を以下に挙げると,
1.意匠分野と設備環境分野との連携による設計手法の試み
2.環境負荷を低減する為の設計手法
3.地域に開かれた建築の研究
であると考えています.特に 1.では環境の酒井研究室に環境シュミレーションをお願いして,設計に活かしたいと考えています.
現在の設計状況ですが,大変遅れた末,やっと原型を作り始めました.
この案では,大きな敷地を西から地下のゾーン,半外部のゾーン,室のゾーンと分け,
半外部のゾーンを南北に大きく開放する事で,自然換気,通風を促す事を狙いとしました.
9/28のエスキスにて,今後の課題として,夏季,冬季,春秋の3パターンのモードを考えること.
外構と建築を調和させて設計すること.
内部も単調なレベルでなく,もっと起伏に富んだ形状でもいい.
などの指摘がありました.
出遅れた分,これからスピードをあげて進めていきたいと思っています.