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都市への孵化-Incubation of culture school-

都市への孵化-Incubation of culture school-

□背景 東京都心部では戦後、特に高度経済成長期において業務地化が進行し、日本経済を担う多くの業務機能が集積してきた。この中で80 年代のバブル期にはオフィス床需要が急増し、多くの投機的なビル建設が行われたが、2000 年以降は相次ぐ大規模再開発とともに新規業務床供給が行なわれている。特に中小規模のオフィスビルが集積する地域においては、オフィスビルが抱える空室が大幅に増加し、地域の経済面、コミュニティ面に悪影響を与えることが懸念されている。特に内神田エリアは、オフィスビルの空室が特に目立っている。居住人口の回復や空室解消が認識されており、職住調和を担保しつつ都市機能の更新を図ることが求められている。 この虫食い状態で拡がるオフィスの空洞化は、もはや、オフィスビルの空室に新企業のオフィス的利用価値を挿入することは限界が生じているように思える。大きな空地があり、そこに新しい用途が生まれる現象では...

町家工場集合体|都市とつながる住工調和型集合工場

町家工場集合体|都市とつながる住工調和型集合工場

1-1 背景 大田区は工場数 4,362、従業員人数 35,741 人と共に東 京都の市区町村中1位を誇り、「ものづくりのまち」と して知られている。それらの工場のほとんどが「町家工場」と呼ばれる住居が工場の上にのっているような住工 一体型の構成となっていて、主に従業員1人~9 人の小 規模な工場である。しかし、驚くべきことにロケットや 医療製品の部品などをつくる世界に誇れる技術を持っている工場が大田区には数えきれないほど存在している。このような小規模な工場が成長してきた背景には大田 区が提唱する「住工調和」が挙げられる。大田区の町工 場で働く職人たちは基本的に工場に近い、もしくは一緒 の住まいを持ち、地域コミュニティーと職場でのコミュ ニティーが同一であるために工場間の結びつきが非常に強い。そのような現れとして、地域内で「仲間まわし」 =通称「ちゃりんこネットワーク」という、自社...

2011年度卒業設計公開講評会

2011年度卒業設計公開講評会
2012年1月29日,明治大学紫紺館にて,卒業設計公開講評会が開催されました. 建築空間論研究室からは2名がエントリーしました.厳正な審査の結果, 丸山璃莉さんが卒業設計建築学科賞, 飯田周悟君が生稜賞を受賞しました! 過去の研究室の歴史で,建築学科賞は3人目,生稜賞は4人目の受賞となります. おめでとうございました. その他のB4の学生さんも大変よく頑張りました. 丸山さんのプレゼン 質問に対し, 「???」 応えに窮する場面も 飯田君のプレゼン 「実は敷地に行ってません」 受賞者の挨拶 「これから小笠原に行こうと思います」笑 春休みは敷地見学? 皆さん,設計する前に敷地は見に行きましょう.  

DIPLOMA2011中間発表

DIPLOMA2011中間発表

B4山口陽平です。   新宿、新大久保 外国人登録者数が最多の街でその歴史の中で様々な障壁を乗り越え多様性を許容してきた。はじめは否定的だったが今では区をあげて多民族都市を目指している。多民族都市の始まりは繁華街歌舞伎町との近接により働く場所が多かったことに起因し今でも住職近接の濃度の濃い生活が営まれている。それに言語学校や専門学校といった学びの要素も加わり、それら生活の中心となるものが“歩いていける範囲”に散在することが大久保に外国人が集まる最大の要因である。 今では住人の国籍もプログラムも在住者も来街者もどこまでもまじりあって“カオス”の様相を呈している。 飽和した新大久保 国籍のボーダーも住人や利用者といった枠も「相互理解のための格闘」を戦後から続けてきたこの街で建築は未だ確固として“誰か”の領域を...

diploma2011 中間発表

diploma2011 中間発表

こんにちは-!!B4の石渡です。 卒計の中間発表が終わったので途中経過をのせます。   テーマ 多世代をつなぐモノ 郊外住宅地の問題 わが国の人口のピークは2005年を境にして減少に転じている。都市の構造を見る中で都市の郊外都市や地方都市の多くで、都市施設や商業施設また居住地等の立地の郊外化による都市の外延的拡張が起こっている中で都市部の郊外住宅地での居住者の減少により空き家の増加が問題となっている。従って、居住エリアが拡大してる見られるのにも関わらず、人口は減少するという矛盾が起こっている。この問題の原因の1つとして少子高齢化が問題に上がっている。開発から時間の経過した郊外住宅地において、初期に入居した居住者の高齢化が一斉に進むのに対してそこで新たに生まれる若者の数は年々減少しているため、空き地・空き家の発生がますます深刻となっていて、一人残される高齢者が後を絶たない状態である...

DIPLOMA2011中間発表 榎本翔太

DIPLOMA2011中間発表 榎本翔太
B4榎本です。遅くなりましたが卒業設計の中間報告です。     

卒業設計2011中間発表会

卒業設計2011中間発表会
11/27(日)、OBの大村さん(3期卒、IKDS勤務)小川さん(3期卒、北川原温建築都市研究所勤務)をお招きしてB4の卒業設計の中間発表会を行いました。 先生や先輩方の適切で鋭い意見を頂き、各自の今後の課題を見つけることの出来たとても有意義な発表会となりました。お忙しい中お時間をとっていただき本当にありがとうございました。 卒業設計提出まで残り1ヶ月半、みなさん精一杯頑張りましょう! <中間発表報告> 新谷真由 飯田周悟 石渡正騎 榎本翔太 川原瑞紀 丸山璃莉 山口陽平  

Diploma2011中間発表

Diploma2011中間発表
B4飯田です。中間発表の報告です。  

Diploma2011 中間発表

Diploma2011 中間発表

B4の新谷です。中間発表までの途中経過です。 東京の公園は近世をまだ引きずっており、閉鎖的である。公園と都市の間の際は強く残り、街から公園内の様子は覗けなくなっている。上野公園もまた、寛永寺の境内、博覧会の跡を経て現在の形になり、都市との関係は稀薄である。特に上野公園内に有る不忍池はその大きさとは裏腹に都市からも公園からも取り残されている。 ここに、景観資源である不忍池の価値を再確認し、上野公園と上野の街の間に新しい流れをつくる建築を建てたいと思った。 街から買い物に来た人には商業を、上野公園の美術館などが目当ての人には文学館をとっかかりとして不忍池へと人を誘発する。 今後、 ○プログラムの商業を、引きつける対象をもっと明確にして設定する。 ○公園から来る人の運動路に対応させる ○文学館によってどのように過去の風景に近づけさせるか を考えつつ図面・模型をつくっていきたいです、、、他にも問...

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