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西澤文隆のコート・ハウスにおける平面構成の研究ーコート・ハウス論の記述に対する西澤文隆の作品への反映手法の分析を通してー

  序章 研究の背景 近年、土地は狭小化が進み、狭い土地にいくつもの住宅が密集してしまっている。そしてそれが原因で住宅内部のプライバシィを保つこと、豊かな生活を生む空間を作り出すことが困難になってきている。その中で敷地全体を囲うことでプライバシィを保ち、また内部空間と外部空間を一体的にすることで豊かな空間を作り出すコート・ハウスはこの問題の解決策として有効である。そして建築家の中に西澤文隆というコート・ハウスを設計している代表的な建築家がいる。西澤文隆は「正面のない家」シリーズをはじめとするコート・ハウスをいくつも手掛けていて、庭と生活空間を混在・共存させていく手法を多く用いている。 研究の目的 西澤文隆は自身の著書であるコート・ハウス論の中で「囲われた敷地のなかに自然と人、室内と室外の緊密な関係を造り出す」という記述のように西澤文隆のコート・ハウスに対しての持...

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