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余白が彩られ“まち”となる-小売事業化と異種用途誘致による問屋街の活性化-

余白が彩られ“まち”となる-小売事業化と異種用途誘致による問屋街の活性化-

1,背景 従来の製造メーカー→卸売り問屋→小売業者→消費者の形にとらわれず小売業者自身がプライベートブランドを所有し製造から販売までを行なう仕組みが主流となりつつある。利用の減少に伴い、将来への不安を抱える問屋は少なくない。また、当日仕入れられるというメリットを持つ現金問屋は、物流の発達によって当日配送が可能となったため来訪者の減少が著しい。 2,敷地 日本最大級の現金問屋街である東京都中央区の横山町馬喰町新道通りを敷地とした。この通りの周辺には3つの駅があり、交通の弁がよく住宅としての需要も高い。地下道の発達により乗り換えの際にこの道を利用する人はほとんどおらず、物流の変化によって買い付けに来る小売商が減少。9割以上の店舗が小売を行なっていないこともあり、かつての活気は感じられない。上階は倉庫としてしか用いられておらず、敷地内の空きテナント率は約10%となっている。 3,マスタープランの...

平面充填の多角形から導くレシプロカル構造の提案 〜未利用材の有効活用法の検討〜

平面充填の多角形から導くレシプロカル構造の提案 〜未利用材の有効活用法の検討〜

0章:序章 0.1研究背景 0.1.1レシプロカル構造と現代性 レシプロカル構造とは接合部に多くの部材が集中することを避け,部材同士が互いに支え合うことにより立体的に釣り合いを保つ構造であり、近年3DCADの普及により複雑な接合部も正確に設計できるようになった為再び注目を集めている。レシプロカル構造は小さな部材の組み合わせで大空間を構成することができる為、今後も普及していくことが予想されるが、レシプロカル構造の幾何学的な組み方はどのように導き出されるか具体的に定義されておらず、既存の建築も同じパターンを用いることが多くなってしまっている。 0.1.2推進される木造建築と未利用材の現状 2010年に「公共建築物等における木造の利用の推進に関する法律」が成立し公共建築の木造率が増加している。 一方で未利用材は全国で毎年、東京ドーム16個分に相当する2000万㎥分発生しており、その9割が伐採され...

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