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MORPHING ~原宿における商業施設の提案~

再開発事業地周辺における空地の分布とその変容に関する研究

再開発事業地周辺における空地の分布とその変容に関する研究 -六本木、玉川、東品川をケーススタディとして- 0. 背景と目的 都市空間は、即物的な解釈に従えば、建物と建物が建っていない土地によって構成されている。建物が壊され、その土地が空地となり、また建物が建てられるという繰り返しによって、都市空間は変容し続けている。都市空間における空地は、次に新しい建物が建てられるまでの準備段階にある土地であると捉えることができ、発生と消滅を繰り返している。 空地の発生と消滅を把握する上で、市街地再開発事業地の周辺地域に注目する。市街地再開発事業は、事業地における土地の高度利用を目的として実施されるが、事業地だけでなく、周辺地域の土地利用や地価に対しても影響を与える。地価が上がると、土地の所有者は、テナントによる収益率を上げるために容積率を増やし、高層ビルが多く建てられる...
卒業設計「知層連続体~手をとりあい社会に開く専門学校~」

新M1の笈川です。卒業設計が終了したので投稿します。 閉ざされていた学びの場を社会に開く。 孤立していた専門学校が手をとりあうようにして都市に『知の積層体』を創る。 重なった知は知層となり都市に新たな風景をつくる。 その風景は都市に溶け込み社会に発信していく。 学校は社会に出るための訓練をするところであるのに社会から隔絶されているように感じた。 近年の不況により社会の求人数が減少し就職難が起きているため大学卒業直後に就職率のいい専門学校に入学する人数が増加している。 しかし専門学校は社会に一番近い教育機関であるはずなのにテナントビルのような建物に多く、縦に積層されていった結果として閉鎖的なものとなっている。 そこで複数の専門学校を地層のように折り重ね横に伸ばしていくことで「知層」を作り様々なアクティビティを風景として都市に広げることを考えた。 ボード。 敷地は渋谷区桜丘町。ここ...
卒業設計 壁の中のヘテロフォニー

【プレゼンボード】 ■作品データ 用途 集合住宅 所在地 渋谷区宇田川町 敷地面積 5800㎡ 建築面積 4640㎡ ■設計趣旨 現在、都市部において、住居の在り方は大きく変わろうとしている。 都市部の急速に進む個人化、情報化に伴い、今まで社会を形成していたコミュニティの単位である「家族」や「地域」は、もはや個人にまで分解され、人々は直接都市と接続される形になっている。 このような現状、時代の流れに対して、人々の生活を包む住居の形態というものが対応しきれていないという現状に、私は疑問をもっていた。 生活の単位が個人にまで分解されたということは、その個人の数だけ様々な住まい方、生活の在り方が存在すると思う。それは画一的に機能を決められた従来の箱だけでは支えることがで...