You are here: Home // PROJECT&RESEARCH

CFD解析シミュレーションを用いた体育施設の設計手法に関する研究

CFD解析シミュレーションを用いた体育施設の設計手法に関する研究

M2の田村です 経過報告です。 研究のタイトルは 「CFD解析シミュレーションを用いた体育施設の設計手法に関する研究-中野区立中野体育館建替計画」 となりました。 先日,やっとのことでCFD解析結果を建築環境工学研究室(酒井研究室)のD1小野さんからいただきました。 本日、小野さんと解析結果を受けての打ち合わせを行ったので、報告します。 解析前の狙いとして、真ん中の風の通り道では一様な風の流れを生み出せればと思っていたのですが、 うまくいっていません。 この原因は南側の低層住宅群によって、地上部付近の風は遮られていることが、下の画像でわかります。 敷地には、南西と、南東から斜めに風が入り、南側開口へ回り込んでから入るため、建物内部に風の 偏りができてしまったのではないかとのことでした。 そこで、風の通り道に一様な風を通す手法として、 a.    ...

東京都23区内の市街地再開発地区における ペリフェリィ・デザインの研究

東京都23区内の市街地再開発地区における ペリフェリィ・デザインの研究

M2の高森仁美です。 学科、研究室の中間発表を終えて、だいぶ先が見えてきました。 残っている作業量の多さも見えてきたので、気合いが入ります。 11/16の研究室内中間発表の発表内容をまとめたものを掲載します。   【中間発表の発表内容】 ◆研究の背景と目的   ◆既往研究   ◆目次 序論 0.1 研究の背景と目的 0.2 研究の対象と用語の定義 0.3 既往研究および本研究の位置づけ 0.4 研究の方法 第1章 ペリフェリィ・デザインのバリエーション 1.1         分類概要 1.1.1           調査敷地の選定 1.1.2   ...

中高層集合住宅における交通とコミュニティに関する研究 -都営渋谷東二丁目第2アパートの再構築-

中高層集合住宅における交通とコミュニティに関する研究 -都営渋谷東二丁目第2アパートの再構築-

M2の河田です。投稿が遅くなり申し訳ありません。 中間発表の際に、先生にご指摘いただいた点を踏まえ、目次案(論文編)を修正しました。論文全体の話はまとまり次第投稿します。 第一章 都バス車庫と都営住宅 一章では主に1~3について述べていこうと考えています。 1.都営住宅建設の大きな流れを記述する。 2.都営住宅と都営バス車庫が併設された理由を記述する(都電車庫跡地などの歴史的背景を含めて)。 3.都営住宅+都営バス車庫の現状についての記述。設計提案につながるよう目的をもって再度、分類・分析を進める。分析結果から考察を行い現状の問題を明らかにし、再構築(設計・提案)の必要性を問う。    第二章 交通と建築 都バス車庫と都営住宅が併設されている特殊な敷地を再構築するにあたって、一階ピロティ空間を駐車場として活用するといったこれまでの形式を見直し、近い将来においての車と建築の在り方...

地域環境に配慮した運動施設の設計提案

M2田村です。 中間発表を終えて ・環境的狙いを明確にする(夏期冬期モードなど)  季節によってどのような熱環境がふさわしいかを考えます。  夏期は、カフェ、レストラン、プールは半外部環境として捉え、  自然換気を促すよう、南側から、北側へ大きく風を取り入れ、大きな冷房負荷は体育館のみにすることを目標とします。  冬期はカフェ、レストラン、プールを大きな温室、または蓄熱装置として捉え、南側からの日射を最大限受けるように計画  します。暖められた空気を施設全体に回すよう、上部に煙突などの熱だまりをつくります。 ・環境的ダイアグラムを作成する  以上にのべた仕組みを図解できるダイアグラムを作成します。 ・外部との連続性を考える  地形的に建築を扱う手法として、スロープを随所に取り入れました。そのスロープの体験が、内外の体験を連続的にし。  施設利用者以外の利用価値が上がるものとして機能すればと...

再開発事業地周辺における「空地」の分布とその変化に関する研究(2)

再開発事業地周辺における「空地」の分布とその変化に関する研究(2)

M2の神田です。 2010.11.16 修士論文中間発表 …ということで、夏から秋にかけて進んだことをまとめてみました。   *目次について 0. 背景と目的  0-1. 背景と目的  0-2. 既往研究 1. 調査対象地の概要  1-1. 港区六本木七丁目  1-2. 世田谷区玉川二丁目  1-3. 品川区東品川四丁目 2. 調査概要  2-1. 調査方法  2-2. 調査結果 3. 空地の数と面積  3-1. 空地数  3-2. 空地面積と空地率  3-3. 空地の生成数と消滅数  3-4. 分析結果 4. 土地の履歴  4-1. IDごとの履歴  4-2. 代謝速度  4-3. 分析結果 5. 規模別にみた利用形態と代謝速度  5-1. 規模別にみた利用形態  5-2. 規模別にみた代謝速度  5-3. 分析結果 6. 総括と展望  6-1. 総括  6-2....

建築の曲面表現に関する基礎的研究

建築の曲面表現に関する基礎的研究

先日の中間発表のまとめです。全体の構成と各章から出てくる結論について、見通しを立てました。     0 序 曲面表現には多くの困難が伴うのに対して、曲面表現は依然として用いられています。曲面表現への強い欲求に対して記述していくことがこの論文のきっかけです。そこで、設計意図、素材、設計過程、実現、歴史の5つの視点から章立てをして、以下の点について明らかにし記述することを目的としています。 ・曲面による空間表現の意図 ・素材による曲面構成の違い ・曲面の設計過程の変化 ・曲面を実現する技術 ・曲面形態の変遷   1 曲面の空間表現 曲面の設計意図として、構造的手法、空間的手法、造形的手法、環境的手法の4つの傾向が見られます。 これらの傾向は近代以降から強く根付いているものですが、環境的手法というのが情報技術による解析結果の反映など、新しい傾向として読み取れます。...

サステナブル建築の外皮における設計手法とその特性に関する研究

サステナブル建築の外皮における設計手法とその特性に関する研究

M2の大津です。先日の後期中間発表のまとめです。     前回投稿した夏合宿時の発表内容から大きく変わった点としては、 □序論(背景と目的)において問題意識を明確に提示すること □断面構成だけではなく外皮設計自体の分析方法の検討 □現代の環境建築の見取り図のようなものを描けるようにすること、の3点です。   後期中間発表をふまえて、論文の構成がなんとかまとまってきました。 以下、簡単にですが本研究の構成とエスキスの振り返りを。     ■序論  合宿時にご指摘いただいた部分に加筆をして、文章はほぼ書き上がっています。   ■第1章  地球環境とサステナビリティに関する認識については、1970年代からの30年余りで  おおよその枠組みが成立したといえます。  その背景とサステナブル建築の外皮設計の変遷を概観するために、  いくつかの...

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

ジャン・プルーヴェのアルミニウムを用いた作品の分析と考察

2010.11.16 中間発表   ①【序論1】研究目的、研究方法。 ②【序論2】既往研究の見直し。論文の位置づけ。 ③【1章 クラフトマンシップ】工場の変遷と生産システムにおける重要な変化まとめ。 ④【2章 構法開発】作品分類表。年代ごとの傾向分析。 ⑤【3章 デザイン思想】曲面について。 ⑥【4章 結論】1~3章での内容プロット。   エスキス↓↓↓   ②松村先生の位置づけについて考え直す。 (今更ですが、松村先生の本を読み始めました。構法的な話はもちろんのこと、思想についても多くあるので、これから熟読したいと思います。 ・「『住宅』という考え方-20世紀的住宅の系譜-」東京大学出版会,1999 ・「『住宅ができる世界』のしくみ」,彰国社,1998) その他の文献に関しても、納得のいくような分類の仕方にもう少し改良する。   ③「どの技術によってどんなデザインが出来るようになったのか...

都心型大学施設のフレキシビリティに関する研究

都心型大学施設のフレキシビリティに関する研究

M2の亀田です。 修士設計の敷地、機能を検討した結果、論文タイトルが「都心型大学施設のフレキシビリティに関する研究-駿河台地区複合大学施設の提案-」(仮です)に成りました。 敷地は駿河台の旧小川小学校跡地(現小川広場)です。 周辺には明治大学、日本大学、東京電機大学、共立女子大学、近隣地域には東京大学、東京理科大学などがあり、大学の集中した地域となっています。 1980年代郊外型の大学の都心回帰が進み、大学キャンパスの建て詰まりなどの問題もあり、サテライトキャンパスとして街中へ進出する大学施設の必要性が高まっています。 これはまた、「開かれた大学」「産官学共同」など大学を社会化する意識からも求められています。 そこで本研究では一つの学域、一つの大学だけが利用するだけでなく、複数の大学が地域と共同で利用する施設の提案を行います。 論文編では、これからの大学施設に求められるフレキシビリティに...

Copyright © 2024 OKOLAB.net. All rights reserved.