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無形之感取 ~神社境内にみられる領域のヒエラルキーを用いた設計手法~

01.背景/見えないものを感じる力

神道の本質であり、かつて人々が持っていた「見えないものを感じる力」。それは人々の心に豊かさとゆとりを与えていた。しかし、都市化、文明の発展により、現代では失われかけている現状がある。ストレスや圧迫感を感じる現代都市にこそ「見えないものを感じる力」は必要であり、求められている。

02.提案/見えないものを感じる力を取り戻す

かつて「見えないものとの関係性を結ぶための結節点」として用いられてきた神社を現代において、「見えないものを感じる力を取り戻す結節点」として用いる。

「目に見えないものを感じる力」を空間体験を通して、取り戻すことを目的とした建築を試験的に神社境内に実験的に6個設計した。

また、既存のシークエンスを拡張し、今までに見ること。感じることができなかった神社境内に存在するものを可視化し、感じることを誘発する。

03.設計手法/神社境内に存在する領域のヒエラルキー

phaze.1

境内における領域の変化を感じさせる要素の抽出

phaze.2

抽出した要素の体系化

→要素を5うに体系化し、建築に落とし込む。

phaze.3

抽出した要素がつくりだす領域のヒエラルキー

→要素がつくりだす領域をそれぞれ塗分け、重ね、加算的に統計し、一つの神社境内の領域のヒエラルキーを可視化した。そこから配置計画を決定し、領域の特性を建築に反映した。

04.設計物

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