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静脈物流リサイクル施設の設計提案
この計画では東京湾沿岸部(日の出埠頭)において老朽化した倉庫・港湾施設の建替を行い、海上を中心とした水上交通ターミナルと物流施設を計画します。水上交通ターミナルでは一般、観光客、ドライバー、ビジネスマン、周辺住人のための複合ターミナルを計画し、リサイクル物流施設においては静脈物流リサイクルを行う機能を主に新設します。 背景としては、リサイクル・リユースといった循環型経済社会への転換が急務となっている現状。物流においても、原材料を工場へ、また工場で造られた製品を消費地へといった従来の物流に対し、消費地において使用され廃棄物として取り扱われていたものを循環資源としてリサイクル関連施設へ輸送し、またリサイクル製品を再度消費地へ輸送するといった新たな物流(静脈物流)が今後増加することがあげられます。 港湾を核としたリサイクル処理施設の拠点化・効率化は再...
地域環境に配慮した運動施設の設計提案
この提案では中野区警察大学跡地を敷地として公園と一体となった運動施設を計画します. 地球規模の大きな環境よりも,建築が影響を及ぼしやすいある程度の範囲を地域と呼び,そこへ建築が還元出来る様な施設を考えたいと思っています.この設計提案の主な要点を以下に挙げると, 1.意匠分野と設備環境分野との連携による設計手法の試み 2.環境負荷を低減する為の設計手法 3.地域に開かれた建築の研究 であると考えています.特に 1.では環境の酒井研究室に環境シュミレーションをお願いして,設計に活かしたいと考えています. 現在の設計状況ですが,大変遅れた末,やっと原型を作り始めました. この案では,大きな敷地を西から地下のゾーン,半外部のゾーン,室のゾーンと分け, 半外部のゾーンを南北に大きく開放する事で,自然換気,通風を促す事を狙いとし...
「建築学科のファシリティに関する研究-明治大学建築学科アトリエ棟の提案-」
M2の亀田です。 いくつかの事例を見ていると、東京近郊の大学は殆ど全て、大学構内が建て詰まり、校舎の増築更新に苦労しているようです。 これに答えることが出来れば、一般化できる提案となりそうです。 設計教育が行われる場所、大きく言えば創造のための場所とはどんな所かを考えることも必要そうです。 そういえば、バウハウスは正にそういった学校でした。 修士設計では建築学科のアトリエ棟を研究・設計対象としています。 生田校舎の北東にあるテニスコートが敷地です。 現在の製図室の設備を考察し、基本的な面積を押さえた設計をしました。 これから形態と、機能のスタディです。 いくつかの事例を見ていると、東京近郊の大学は殆ど全て、大学構内が建て詰まり、校舎の増築更新に苦労しているようです。 これに答えることが出来れば、一般化できる提案となりそうです。 設計...