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日々の焦点と幸せ-街をうつす駅前空間-

日々の焦点と幸せ-街をうつす駅前空間-

0 はじめに 建築というのは、コミュニケーションの媒介であると考えている。建築空間によって、場の性質が決定されると同時に人々の行動は誘発され人はコミュニケーションをとる。例えば、小学校では子供の身体や他の人とのコミュニケーションを図り、教会では神あるいは自分自身という精神的な面とのコミュニケーションを図るために建築空間が作られる。本設計において、日々の幸せを感じるために街と身体とのコミュニケーションを図り、その為に生活を比較可能にすることを目的とする。 1 設計の背景 背景として敷地に対する背景と個人的な関心である「幸福」に対する問題意識を大きな二つの背景とする。 1-1 行幸通りに関して 敷地に設定した行幸通り及びその地下通路は東京駅中央口の西方向に位置する。東京駅は新幹線の起点となっているため東京の玄関口となり、利用者を最も特定しない機関である。また、東京駅周辺の丸の内はオフィス街...

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