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環境装置としてのアトリウムについて ―現代のオフィスを対象として―

B4の釣井です。 前期の研究を報告します。 1.序論 1.1.研究の背景 建築分野において資源やエネルギーの消費で排出する二酸化炭素の割合は産業分野が排出する割合の約40%である。これは、建築において資源やエネルギー消費などは環境負荷が大きいので環境配慮など社会に要求される義務を果たさなければならない。 技術の加速的な発展が20世紀の大量生産や大量消費を促進した。1987年に国連のブルントランド委員会が発表した「我ら共有の未来」の中で「サスティナブル・ディベロップメント」の言葉1)を用いた。それ以来サスティナビリティの概念は20世紀末葉の最も重要なパラダイムの一つになった。そして、2002年には建築環境・省エネルギー機構がCABEE(Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)と呼ばれる建築物の...

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