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Louis I Kahnのアンビルド作品における光の設計手法の研究 -3Dモデルによる光の復元-

Louis  I  Kahnのアンビルド作品における光の設計手法の研究 -3Dモデルによる光の復元-

修士2年の新谷です。 前回の投稿から、夏合宿までの成果を投稿します。   前回、カーンの開口部のカテゴリーに関して述べた。カーンの作品(アンビルドを含む)の中でも採光が特徴的であるものを表にしてまとめた。 この表から、カーンのアンビルドにおいて重要な物(カーンの採光において節目となったものや建てられた物に影響を与えたもの)であると思われる作品を選定し、今後の研究対象とすることにした。 1.合衆国領事館および公邸 この作品は、ガラス面の手前に自立する日よけの壁と、日よけの屋根が複合して使用されている。アンゴラでの強い日差しを遮るために、当時カーンはこの日よけ屋根が最高の解決方法だとしていたが、この後強い日差しで設計する機会が多くあったが、この日よけ屋根が再び用いられることはなかった。初期のカーンに多用されていた直接日差しを遮る光の制御方法と、二重壁が組み合わせて使用されていること...

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