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廃高架の桃農園 ~六次産業による地域再生~

図1.全体パース

1.郊外ニュータウン

   少子高齢化による影響で郊外のニュータウンの多くは住民が減少傾向にある。愛知県小牧市東部に位置する桃花台ニュータウンもその一つである。桃花台ニュータウンでは住民減少の他にも課題を抱えており、一つは廃線となったモノレールの高架が残っていること、もう一つは特産物の桃を育てる農家が減っていることである。

2.無用化した高架の可能性

   桃花台線は営業不振により開業から 16 年もの短い期間に役目を終え、その後高架は撤去にかかったが工事が難航し中途半端に残っているのが現状である。

図2.高架図面

3.農家の後継者不足

   高齢化が進むニュータウンで後継ぎを行うことは困難である。 そのため桃花台の名物である桃農家は減少している。この課題を解決するためには若者の力が必要であり、若者が農業に参入するためには従来の農業のイメージを変えることが必要である。

4.廃高架で桃の農園をつくる

   高架を有効活用するために高架上で桃農園を行う。また単に桃を栽培するのではなく、桃の加工調理や販売に至るまでを体験できる。桃の六次産業から若者の農業参入を促し、地域再生へと帰着させる提案をする。

図3.高架上の桃農園パース
図4.立面図

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