2011/7/26
北京から西に約100km行ったところにある集落の「川底下村」に行きました。
明時代に出来た村で、清の時代には村が拡大されたようです。
村人が言うには、防壁によって持ち上げられたレベルの高い部分が明時代にできた部分、
低い場所ににある部分が新時代にできたらしい。上は防衛的、下は商業的に作られている。
ここでご飯を食べました。村の料理は意外と美味しい。
建物は南側に向いた山西省風の四合院。屋根のディテールや柱間の数、建物配置が北京のものとは違う。
なかでも面白いのは、複雑な地形に対応するにあたって、変則的な四合院が形成されている点である。
このような事例を多数みることができた。地形と四合院形式の対応関係は興味深い。
路地空間も地形との呼応関係が見られ面白い。
個人的に路地が好きなので、路地と地形の関係については、
さらに調査をしたいところ。