M2の神田です。
2010.11.16 修士論文中間発表
…ということで、夏から秋にかけて進んだことをまとめてみました。
*目次について
0. 背景と目的
0-1. 背景と目的
0-2. 既往研究
1. 調査対象地の概要
1-1. 港区六本木七丁目
1-2. 世田谷区玉川二丁目
1-3. 品川区東品川四丁目
2. 調査概要
2-1. 調査方法
2-2. 調査結果
3. 空地の数と面積
3-1. 空地数
3-2. 空地面積と空地率
3-3. 空地の生成数と消滅数
3-4. 分析結果
4. 土地の履歴
4-1. IDごとの履歴
4-2. 代謝速度
4-3. 分析結果
5. 規模別にみた利用形態と代謝速度
5-1. 規模別にみた利用形態
5-2. 規模別にみた代謝速度
5-3. 分析結果
6. 総括と展望
6-1. 総括
6-2. 展望
*調査データについて
2. において、1985年から2009年まで、空地の分布データを作成しました。
このデータを用いて、3. 4. 5. の分析をしていきます。
・ 港区六本木七丁目
・ 世田谷区玉川二丁目
・ 品川区東品川四丁目
(黄色:再開発事業地 赤:駐車場 青:空き地 水色:解体中/建設中の土地)
*空地の数と面積について
3. において、空地の分布データを用いて、
空地の数、面積、そこから求められる空地率の変化について分析します。
・ 空地数の変化
・ 空地面積の変化
・ 空地数の比較 ・ 空地面積の比較 ・ 空地率の比較
・ 空地の生成数と消滅数の変化
分析については、まだ途中段階ですが…
・ 六本木 : 事業完了した2003年以降に空地率が上がっている。
空地数にあまり変化が見られないことから、大規模な建て替えのために空地が生成されたのではないか?
・ 二子玉 : 都市計画決定された2000年以降に空地率が下がっている。
空地数が減っていることから、空地であった土地に新しく住宅やマンションが建てられたのではないか?
・ 東品川 : 空地の数にも面積にも、あまり変化は見られない。
1985年から2009年まで、一定して、空地率が高い地域であると考えられる。
…といった分析をしています。
*土地の履歴について
4. において、それぞれの空地にIDをつけ、IDごとに土地の履歴を記述していくことで、
空地の生成と消滅のサイクルについて分析します。
履歴データは、作成中です。
夏から秋にかけての報告としては、このくらいで。。
秋から冬にかけての予定としては、
4. 5. のデータを作成し、それぞれの地域における変化の特性について分析していきたいと思っています。