先日のエスキス経過の報告です。
指摘された点
・地形的に扱いすぎていて,建築として成立するのか.
・シェル,ドームといったはっきりとした構造を意識して設計すること.
・3Dモデリングを早く習得すること.
.モデリングできるような形状を設計すること.
自然環境がそのまま建築的に現れるイメージが先行し,建築的な提案になっていなかったかもしれません。
また,構造的なリアリティについても指摘されました。
このライズでどのような構造計画が可能かということついて,全く提案ができていませんでした。
イメージとしては,西沢立衛さんの設計で,現在施工中の豊島美術館が頭の中にありました。
のッぺりとした曲線で,小さな地形のようないイメージで,スパンは長手60m,短手40mの無柱空間です。
鉄筋コンクリートのシェル構造ということですが、ライズは多分10m無いと思います。
話が変わってしまいますが、その豊島美術館の工法がとてもユニークでした。
普通のコンクリートのように型枠でコンクリートを形成するのでなく、空間分の盛り土をし、モルタルで固め後、
その上に配筋し、コンクリートを流し込むというつくりかたです。
コンクリートが固まった後、開口部から土を取り出すらしいです。
話がそれてしまいましたが、興味深かったので書かせていただきました。
次のエスキスまでには、モデル化できるようにしたいと思います。