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Diploma2011 中間発表

B4川原です。遅くなりましたが卒業設計の中間報告です。

 


音を楽しむ場所

どこにいても世界中の音楽が聴ける現代

それでもなぜ我々はホールへ足を運ぶのか

 集う 場所であったコンサートホールは 観る 場所へと変化した

しかし、コンサートホールは音の良し悪しばかりが追及されていった

音を楽しむはずのコンサートホールは音が良ければただの箱を置くだけでよいのか


ホールで行われるコンサートには観客と奏者の一体感が生み出す特別な高揚感があるはずだ

観客は他人同士にも関わらずコンサートの間はそのコンサートをつくりあげている大事なメンバーの一人なのである

こうした観る、観られるといった関係に着目し、頑なに踏襲され続け響きだけが追及されてきたシューボックス型やアリーナ型といった形式を飛び越え、現代のコンサートホールのあり方を提案したい


 

市民のための音楽文化の教育、発表の場の提案

西洋文化の入り口として、音楽もジャンルを問わず受け入れてきた横浜には今もなおその爪痕が残されていて音楽が根付いている街である。音楽を観たり聴いたりする対象から、自分でも楽しめるようになった現代、市民にその文化を根付かせるには発表の場だけではなく自分たちが練習する場が必要であるのは言うまでもない。

音楽を楽しむ様々な空間をコンプレックスにすることで、音楽の根付く街 横浜の象徴となる建物を提案する。

ジャズバーのような小さなスケールからコンサートホールのような大きなスケールまでを組み合わせることで、演奏者側にも様々な表現の可能性を提示し、お客さん側にも様々な音楽の楽しみ方を知ってもらう。

「集う」ホールから「聴く」ホールへ変わった現代、今一度振り返り音楽が根付く街としての「集う」ホールを提案することで、市民がもっと自然に音楽に触れ、より横浜の魅力が増すことを期待する。


 

都市とホールの関わり

ホールはその箱の良さとアクセスの良さだけで評価されているように思う

それは日本のホールの大半が利用者を固定せず集客のしやすさが大事になってくるためである

建築が単なる経済活動になってしまったとき、ホールは場所性を失った

ホールが場所性を失うということは、コンサートもまた場所性を失った

しかし、コンサートというのはこうした場所性も踏まえて作っていくべきではなかろうか


 

敷地 神奈川県横浜市中区北仲通6丁目

桜木町から徒歩5分程度のその場所は海と本町通りに面し、桜木町の華やかな商業地区と歴史的建造物や現代的なオフィスビルが入り混じって建ち並ぶオフィス街の間にある

横浜は港町ゆえにたくさんの世界の音楽を受け入れ、今なお街のあちこちにその断片が残っている

横浜市は国際文化都市を目標に、横浜固有の歴史と文化の魅力を発信し、国際的な交流が行われるような街づくりをしている

文化的施設や、緑、公園など街づくりに対する徹底的な取り組みは、日本でもトップクラスだと思われる

しかし、市民の文化的活動の発信を期待している割には発信する場が圧倒的に少ない

音楽に着目してみると市民が発表する場所の必要性と同時にそのための練習をする場所の必要性があげられる

また、このような文化が街の雰囲気として現れるには、市民が参加しているといった感覚をもつことが大事ある


西洋音楽の最先端をいっていた横浜

街に音楽が根付いている横浜

しかし、そのことを実感している人はどれほどいるのだろう

そういった背景から横浜の音楽文化を象徴する建物として、市民が音楽に触れられるような場所となるとともに、ここでしかできない音楽を行える場所を提案したい


スタディ模型

   


今後の課題

・周りにあるホールとどう差別化していくか

・音という目に見えないものをどう表現するか

・今までのホールと違うところをどうしたらはっきり表現できるか

etc…


まだまだ課題は山積みですが、あと一か月半悔いのないように作品と向き合っていきたいです!

みなさんご指導よろしくお願いします!!

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