background
ガソリンスタンドは全国に約37000カ所あり1994年には60000カ所もあったが23000カ所も閉鎖されてきた。この減少の理由に過当競争の激化とEV(電気自動車)の登場であり、ガソリンスタンドはEVへの対応に追い込まれている。一方で、ガソリンスタンドはシンプルな施設構成とシンプルなカタチを持ち多様なポテンシャルを含んでいる。そのポテンシャルは『空間力』『立地力』『点在力』の3つあると考えられる。十分なオープンスペース、裏手に広がる地域社会にも開かれた施設、ガソリンスタンド特有の距離感。このポテンシャルとEV社会への流れを含めたリノベーション提案とする。
site
敷地は新宿駅周辺に建つ3カ所(都庁前、代々木、歌舞伎町)のガソリンスタンドとした。理由として新宿には様々な要素をもった場が提供されており、このような敷地に建つ3カ所のガソリンスタンドはリノベーション後に違った空間をもった建築が生まれると考えられる。この3カ所の敷地のケーススタディを示す。
renovation
EV社会に対応するためEVスタンドを持つことを前提としたリノベーション提案とする。リノベーション後にできた空間に異種プログラムを入れることで新しいビルディングタイプが生まれる。最後にレンタサイクルのツールを持たせることで繋がりが強くなり1つ1つのスタンドは大きな点在型のテーマパークとなる。
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都市のマイクロ•リノベーションーガソリンスタンドの未来ー