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Shunojutaku シェルフユニットで編成する集合住宅

卒計

 

 

 

 

 

 

 

01.一人暮らしにとっての「イエ」とは何か

一人暮らしの人にとって「イエ」とな何なのか。家族と団欒する場ではない。現況、他者と積極的に交流する場になっているとも言い難い。学生であったら授業やゼミ活動、バイトで自宅に帰って来るのは夜遅く、また、社会人であれば仕事の出張などで家に滞在している時間が多いとは言えない。では、ホテルではなくそれぞれがお金を払って部屋を持つ理由はどこにあるのか。私は自分の所有物を誰からも侵されることなく、安心して保持できることが最も重要なことだと考え収納=シェルフを中心に集合住宅を設計することを考えた。

ダイア1

 

 

 

 

 

 

 

 

02.敷地

敷地は豊島区の池袋駅から徒歩で10分ほどの場所。豊島区は現在でも人口の総数における外国人の数が23区の中でも特に多く今後も増えると予想される。また高齢化においても例外ではなくその割合は増えてきている。

配置図ボード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

03.収納=シェルフで全体を組み立てる

収納を中心に全体を構成していく。住民それぞれが、自分の所有物を保管しておくセルフシェルフと、細分化された水回りシェルフを一つずつ持ち、セルフシェルフの個数と水回りシェルフの個数で賃料が決まるシステムになっている。水回りシェルフは建物を支える柱の代わりにもなっており、集合住宅のハードとソフトの両面がシェルフによって構成されているのである。

水回り 詳細断面図

 

 

 

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