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竹を活用したHPシェル構造シェルターの設計-千葉県南房総市における里山プロジェクト-

竹を活用したHPシェル構造シェルターの設計-千葉県南房総市における里山プロジェクト-

  1.序論 1-1.研究の背景  環境共生の意識が高まる中で、建築資材として自然素材を利用することは価値のあることとして注目されている。その中で建築資材としての竹材は特有の靭性を持ち、繊維方向が木材と同等の強度を持つため、その特性を活かすことで利用拡大の可能性をもつ循環型資材であるといえる。さらには日本全国の竹林では伐採された後に放置されたまま荒廃していくことが未だに多いのが現状で、里山では次世代の林業への担い手が減少を続け、伐採や間伐が行われず荒廃が続くという悪循環が働き、深刻な問題を抱えている。そのような里山が抱える竹林問題解決の糸口として、建築資材として竹材のもつ特性を最大限活用するモデルをつくり、竹材の地産地消を行うシステムを提案することはできないかと考えた。 1-2.研究の目的と位置付け   実際に竹材を利用し、実施設計まで行った研究として共通しているのは竹...

北京川底下村における住居形態の地形に対する調停メカニズムに関する研究

北京川底下村における住居形態の地形に対する調停メカニズムに関する研究

  0 序章 0-1研究の目的と背景  川底下村は北京市西部から約90kmに位置する伝統的集落である。南西側に傾斜したひな壇状の地形に沿って、四合院の住戸群が51戸あまり配置されている。その歴史は古く明朝初期に、集落が形成され作られた。2003年に建設部と国家文物局から歴史文化名村に認定され保護の対象となり、住民は生活を営んでいる。  川底下村は、本来平野部に建つ四合院が山間部の急峻な斜面に密集して建てられている極めてまれな伝統的集落で保存状態も良好であり、歴史的価値は大きい。北京工程大学によって1999年に現地調査がなされている。現地調査を行ったところ、住居の形態、住居の所有区分等に相違点が散見される。そのため、現時点での川底下村の状況を測量し現状を把握することは、喫緊の課題である。  集落には本来は形式性の強い四合院の平面が変形している住居、住居内に微地形をもつ住居が見られ、...

CFD解析シミュレーションを用いた環境共生型学校建築の設計-両義的な壁を用いた豊洲小学校新築計画

CFD解析シミュレーションを用いた環境共生型学校建築の設計-両義的な壁を用いた豊洲小学校新築計画

0.1研究の背景  近年、コンピューターの普及により様々な解析シミュレーションを行うことができるようになってきた。解析シミュレーションを用いることにより、風や熱や光などの複雑で予想し難い挙動を可視化し把握することができる。このことにより、実際に設計された空間が環境的に意図されたものになっているか検証し、その結果をもとに改善することによってより適切な環境を実現することができる。  学校建築は、学校形態や理念の変化などから、様々な取り組みがなされている。まず、空間の可変性、連続性、開放性を実現する形態としてオープンプラン・スクールが注目されている。オープンプラン・スクールは、教室が完全に独立したものになるのではなく、パーテーションなどで仕切り、開放的で可変性のある形態である。オープンプラン・スクールでは様々な諸室の空気が一体となっており、環境的にお互いに影響を与えやすい。つまり、通風や音、視線...

アルゴリズミック・デザインを用いた密集市街地における小規模共同住宅の設計手法の開発 -東京都墨田区地区の共同建て替えをケーススタディとして-

アルゴリズミック・デザインを用いた密集市街地における小規模共同住宅の設計手法の開発 -東京都墨田区地区の共同建て替えをケーススタディとして-

  0.研究の背景   東京の密集市街地の多くは幅員4m以下の細街路が入り組み、公園などの公的な空地が少ない密集した住宅地である.一方、都心に近いという利便性の高さ、安定したコミュニティが存在するといった生活環境の可能性を持つ地域でもある.隙間なく建ち並ぶ住居の多くは「老朽化」、「延焼の恐れ」、「狭小」、「未接道敷地」などの問題点を抱えいる.こうした現状を踏まえ、建築的解決のひとつとして複数の地権者と一体的に共同住宅として建て替えを行う「共同建て替え」が試みられる. 共同建て替えにおける「敷地の取り方」は、賛同する地権者により様々な敷地形状が考えられる.また、その地権者数に従い「住戸数」、「容積(延床面積)の配分」などの初期条件が変動するため、共同住宅においても様々な形態が存在する.設計者がこの初期条件の変動を受けいれ、敷地の取り方と集合形態についての最適解を得るまでに...

2012年度卒業設計中間発表ー日常に見られる「とあるシアワセ」の空間化ー

2012年度卒業設計中間発表ー日常に見られる「とあるシアワセ」の空間化ー

学部4年の井元です。卒業設計の中間発表の報告を致します。 「幸せな建築をつくりたい」という一念から私は、これまでヒアリングや自分自身の経験から日常に見られる〈とあるシアワセ〉の情景を収集、分析し、共通項を見出すことによる〈とあるシアワセ〉の体系化を行いました。 以上のことから、私なりのいくつかの結論が得られました。 1、〈とあるシアワセ〉は心境、状況の変極点にある。 2、その変極点は多義性、もしくは両義性により生まれる。 3、〈とあるシアワセ〉の度合いは、加速度的に表すことができる。 これらの3点より、〈とあるシアワセ〉における「感情、心境の変化」と「幸福値」の関係性を概念的に作り出すことが出来ました。(図1)   (図1)   しかし、〈とあるシアワセ〉の体系化がなされていてもなお、幸せという概念が人それぞれであるということは認めざるを得ないことでありました。それ...

Diploma2012 中間発表

Diploma2012 中間発表
B4菊池、卒計計画案中間発表報告です。 単純な構成による空間を出発点として、動線・アクティビティ/ゾーニング/空間の関係性に対して刺激を与えるような操作を行う。 画一的な格子を設定し、動線・活動拠点等の要素を複層させ、一体的な秩序を持って空間に歪み・疎密を与えながら、全体を構成をする。 都市の構造や要素・変化に対して、柔軟に対応をするような建築物を目指すものとする。 提案として、東京都の埋立地の再開発に対する計画とし、敷地として中央区月島を対象として検討中です。  

Diploma2012 中間発表

Diploma2012 中間発表

B4の谷黒です。中間発表までの内容をアップします。   熱川温泉活性化 熱川温泉は在、温泉街の衰退が問題となっている。 熱川温泉は豊富な湯量を誇り、以前は70万人から80万人もの観光客が訪れたが、バブル崩壊以降の観光客の減少により、現在ではその半分以下まで落ち込んでしまった。それにより、地域全体に活気がなくなり住民の高齢化、人口の減少といった問題が生じてきた。この熱川温泉を活性化することを卒業設計のテーマとした。    沿岸の高層ホテル 熱川温泉が衰退した原因として、沿岸沿いに建てられた高層のホテル群が大きな影響を与えていると思った。そもそも熱川温泉には地形的魅力があった。しかし、沿岸沿いに40m級の高層ホテル群が建築されたことにより、熱川特有の景観が害されているのではないかと考察した。 利用されず捨てられる熱エネルギー 温泉街特有の問題だが、湧き出た...

Diploma2012 中間発表

Diploma2012 中間発表

  B4櫻井です。 卒業設計の現在の途中経過を報告させていただきます。   卒業設計にあたり、「そこにしか出来ない場所、意味」を大きなテーマとして考えて進めております。 そのなかで、取り上げた敷地として、東京のゴミの最終処分場に注目しました。 東京で生まれたゴミは消却されたあと全て東京湾に埋め立てられ、今もなお新しい土地が出来ております。 そうしてそこには1230万トンというゴミのコンテクストが眠る場所なのではないか、と考えました。 このように生まれた特殊な土地には何か、公園のような場所にするのではなく都市の一部として担うべき、ここだから出来る役割があるのではと、問いをたてています。 しかし、今だまだ最適な答えが出ていない状況であり、そのためプログラムも模索している段階です。   また、今あがっている1番の問題として、この特殊な土地で担える役目が「ゴミ問題への...

Diploma2012 中間発表

Diploma2012 中間発表

B4の矢田です。中間発表までの途中経過です。渋谷の街における建築の作られ方に対しての卒業設計をやろうと思っています。 ■計画の動機 人がものすごく集まる場所で発生する偶然性や意外性などに興味があり、決して整理されすぎてなくきれいでないものを作りたいと思います。そこで場所を渋谷に設定し、そこではどのようなものが作れるかを計画の原点にしました。今渋谷では、ヒカリエをはじめとしこれからも新しい公共建築のタワーがどんどん建っていくという事実があり、これら大型建築によって街独特の良さというものが消されてしまうのではということを考えました。 建築によって街の良さを消してしまうのではなく、逆に拡大解釈して建築に取り込もうと思います。均質空間の積層で生まれる現在の街の商業空間などでは、建築の高さによってある程度のプログラムが決められてしまい、これによって建築内部における空間体験が決められ、建築空間と...

Diploma2012 中間発表

Diploma2012 中間発表

B4の林です。中間発表までの途中経過です。都心における小学校を提案します。 ・発想の原点 都心に近づくと敷地の中に要塞のような学校があることに違和感を覚える。幼い間に体験する空間がランドスケープを感じられない閉ざされた空間であることが違和感の正体と考えた。 読書と黒板を見るために特化した形の現小学校だが、本当にそれが全てなのか。与えられる情報だけでなく、生徒が独自に動き体験し、それぞれが独自に情報をキャッチしていくことこそ小学校では重要ではないのか。   ・理想とする未来像 子供が動き回り都市に接触する表面積を増やすことで学校の日常の中に情報を得る機会を増やす。郊外や地方の提案でなく都心のでこその疑問からの提案のため、セキュリティを考えた形態を都市の隙き間に流す。   ダイアグラム 周囲の社会に触れる部分は建物境界線である。学校での児童殺傷事件に対して安全・安心の学校...

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