Author Archive

現代建築レビュー3月号

B4の木村です。2023年7月10日に実施致しました、新建築2023年3月号の現代建築レビューを投稿します。 柳井:3月号で気になった建築は何ですか。 草山:私は鳥飼八幡宮が気になりました。自分の研究に近いことと、このような新しいものが神社の中に作られていることが面白いと思いました。神聖な場所配置の位置関係もしっかり考えられていると思いました。自分の研究に活かすことができそうです。 鶴田:私は杭とトンガリが気になりました。基礎のことをあまり考えたことがなかったのですが、コンクリートの基礎を塞ぐという考えが面白いです。 山田:私はTAMAKAWA UPCYCLING BASEが気になりました。震災や河川の氾濫から出た古材を資源として捉えて有効活用する取り組みが良いと思いました。できた建物の組石造のようなところに木の梁が接合されていて、対比的です。新しいものと古いもの...

路上ライブにおける劇場空間としての見立てに関する研究

路上ライブにおける劇場空間としての見立てに関する研究

B4の木村です。春学期に取り組んだ研究内容について報告します。 序章 研究概要 1-1研究の背景 路上ライブはパフォーマーにとって、気軽にまちの人々へ演奏を届けられる場所である。そして、ライブハウスなどの決まったステージでパフォーマンスを行うのではなく、パフォーマー自身が都市の中で場所を見つけてパフォーマンスを行なっていることが、路上ライブの大きな特徴である。ライブ場所では、一過性(テンポラリー)の劇場空間が生まれている。本来ライブ場所として作られたわけではない都市空間を、ライブパフォーマーは劇場空間として見立てて、パフォーマンスを行なっているのではないか。ライブパフォーマーはどのような空間の見立てを行なっているのだろうか。 1-2 研究の目的 路上ライブの行われている場所について調査し、客観的な分析とパフォーマーへのヒアリング調査から、都市の中で...

Copyright © 2024 OKOLAB.net. All rights reserved.