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2016年度OB・OG会
韓国文化空間建築学会国際招待展
『ルイス・バラガン 空間の読解』出版記念トークセッション ルイス・バラガン再発見の旅
『ルイス・バラガン 空間の読解』出版記念トークセッション ルイス・バラガン再発見の旅 大河内学×廣澤秀眞×廣部剛司 メキシコを代表する建築家ルイス・バラガン。独特の色彩と抽象的な建築言語を駆使し、自然と建築の調和、 モダニズムと伝統の融合を目指した数々の傑作は今も色褪せることはありません。 このたび、『ルイス・バラガン 空間の読解』の刊行を記念し、著者である二人の建築家に建築巡礼で知られる建築家廣部剛司氏を加え、バラガンの建築についてのトークセッションを開催します。 本に掲載しきれなかった多数の写真を紹介しながら、バラガンの建築の魅力を解説すると同時に、 作品を深く読み解くことで見えてくる新たな発見について語ります。 どうぞお気軽にご参加ください! ■パネリスト 大河内学/建築家 1967年、東京都生まれ。1997年、東京大学大学院建築学専攻博士課程単位取得退学。1998-2002年、...
『ルイス・バラガン 空間の読解』(彰国社)出版のお知らせ
この度,彰国社より拙書『ルイス・バラガン 空間の読解』を上梓致しました. 本書は,2011年と2012年の2度にわたって行ったメキシコシティとその近郊にあるルイス・バラガンの主要な作品の調査で得られた知見を約3年の年月をかけてまとめたものです.研究室のOB廣澤君(当時メキシコ在住)との共著,図版の作成は研究室の学生の協力によるものです.内容的には6つの概念をもとにバラガンの思想と空間原理を解説するという内容ですが,これに加えメキシコの建築家フアン・パロマ-ル氏の論考や関係者のインタビュー,図面や作品マップも掲載し,とても充実した内容になったと思っています.オールカラー,写真は数点を除いて全て私が撮影した撮り下ろしです.デザイナーさんの協力を得てブックデザインにもこだわりましたのでとても綺麗な本に仕上がりました.今日から書店,Amazon等でも購入できますので,ご高覧頂けましたら幸いです. ...
「Timberize TOKYO 2020」展
2013年度卒業設計公開講評会
「建築のデザイン・コンセプト」(彰国社)出版のお知らせ
大学院(東大原研究室)時代の仲間と執筆した書籍「建築のデザイン・コンセプト」(彰国社)が出版されました。25の主要なデザイン・コンセプトごとに2つの近現代の傑作(50のマスターピース)を事例として取り上げ、建築設計のコンセプト(理論)とそれを実現するための技術の両面について豊富な図面・写真をもとに解説したものです。将来設計者を志す学生さんにとってもとても分かり易くためになる本だと思います.構想から出版にこぎつけるまで5年の歳月がかかりましたが、長時間かけて議論を重ねた分だけ充実した内容にでき上がっていると思います。既に9月から店頭に並んでいますので、関心がある方は是非ご覧ください。9期のOBと一部の在学生には編集に多大な協力をいただきました.木村宜子さん,大谷拓樹君,石川北斗君,笈川竜君,齋藤和也君,若田優樹君,鈴木将平君,宮永翔さん,新谷真由さん,菊池孝平君,どうもありがとう!改めて御礼...
2011年度卒業設計公開講評会
2011中国北京のフィールドワーク
【2011.07.25】 連日悪天候が続いていましたが,本日は晴天に恵まれました. 始めは万科藍山.日本人建築家が設計した超高級集合住宅です. 1住戸にひとつのEVを設置し,高いセキュリティを実現しています.また住戸の占有率80%とかなり高いレンタブル比を実現しています.販売価格もスケルトンで1億5千万円程度.かなり高額ですが実際に住んでみたいと思わせる質の高さがあります. 次に,金融街金色漫香林5期を見学した後,迫さんが設計した国融国際を訪れました.当初オフィスビルとして設計されたものが途中で建築主が代わり,集合住宅として完成したものです.従って,プランはセンターコア型です. 次に中信新城を訪問しました.広大な敷地面積でニュータウンのイメージです. ここでは工事現場を見学させてもらいました.中国国内では比較的整頓された現場のようです.なかなか中国の現場を見る機...