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2013夏合宿

2013夏合宿
夏合宿の報告です。 今年は大河内研究室初めての飛行機でのゼミ合宿、行き先は北海道です! 【一日目】 北海道に到着してからM2の論文中間発表を行いました。 卒業できそうでしょうか?みんなそろって卒業したいです笑   【二日目】 二日目、朝からB4の前期論文発表を行いました。 短い期間でしたが、皆さんよくまとまっていました。 発表後は、みんなでジンギスカン&ビールを楽しみにいきました。北海道はおいしい物だらけで至福でした! 【三日目】 三日目は札幌ドームの見学に出かけました。 ガイドさん、時には大河内先生の解説を聞きながらの見学、贅沢ですね! 建築じゃないところに興奮している人もいました笑 B4女子、とっても良い笑顔です! 最後に展望台で記念写真。楽しい3日間でした!  M2 新谷        

Louis I Kahnのアンビルド作品における光の設計手法の研究 -3Dモデルによる光の復元-

Louis  I  Kahnのアンビルド作品における光の設計手法の研究 -3Dモデルによる光の復元-

修士2年の新谷です。 前回の投稿から、夏合宿までの成果を投稿します。   前回、カーンの開口部のカテゴリーに関して述べた。カーンの作品(アンビルドを含む)の中でも採光が特徴的であるものを表にしてまとめた。 この表から、カーンのアンビルドにおいて重要な物(カーンの採光において節目となったものや建てられた物に影響を与えたもの)であると思われる作品を選定し、今後の研究対象とすることにした。 1.合衆国領事館および公邸 この作品は、ガラス面の手前に自立する日よけの壁と、日よけの屋根が複合して使用されている。アンゴラでの強い日差しを遮るために、当時カーンはこの日よけ屋根が最高の解決方法だとしていたが、この後強い日差しで設計する機会が多くあったが、この日よけ屋根が再び用いられることはなかった。初期のカーンに多用されていた直接日差しを遮る光の制御方法と、二重壁が組み合わせて使用されていること...

Louis I Kahnのアンビルド作品における光の設計手法の研究 -3Dモデルによる光の復元-

Louis  I  Kahnのアンビルド作品における光の設計手法の研究 -3Dモデルによる光の復元-

修士2年の新谷です。前期の修士論文の成果を投稿します。   1.序論 1−1.研究の背景と目的 ルイス・I・カーンがどのような意図を持って自己の建築を設計しているかは、過去から今日に至るまで様々な研究がなされてきた。その多くは既存の建築からカーンの建築を分析しているものである。カーンの光の設計に関する既往の研究としては、河野ら1)や柳田ら2)による研究があるが、いずれも既存の建築を分析しているものである。カーンが設計した60年代中旬の建築は、光の採光方法を複数採用している物が多く、魅力的な空間を持っている物が多い。しかし、それらの多くは実現すること無く終わっている。そのため、既存のカーンの建築のみの研究ではカーンの設計の本質に近づくことができないと思われる。カーンのアンビルド作品の分析・3D化をすることで、よりカーンの設計意図を深く読み取ることができるのではないだろうか。 本論の...

Diploma2011 中間発表

Diploma2011 中間発表

B4の新谷です。中間発表までの途中経過です。 東京の公園は近世をまだ引きずっており、閉鎖的である。公園と都市の間の際は強く残り、街から公園内の様子は覗けなくなっている。上野公園もまた、寛永寺の境内、博覧会の跡を経て現在の形になり、都市との関係は稀薄である。特に上野公園内に有る不忍池はその大きさとは裏腹に都市からも公園からも取り残されている。 ここに、景観資源である不忍池の価値を再確認し、上野公園と上野の街の間に新しい流れをつくる建築を建てたいと思った。 街から買い物に来た人には商業を、上野公園の美術館などが目当ての人には文学館をとっかかりとして不忍池へと人を誘発する。 今後、 ○プログラムの商業を、引きつける対象をもっと明確にして設定する。 ○公園から来る人の運動路に対応させる ○文学館によってどのように過去の風景に近づけさせるか を考えつつ図面・模型をつくっていきたいです、、、他にも問...

Louis I. Kahn のフーバ・シナゴーグにおける設計手法の考察

Louis I. Kahn のフーバ・シナゴーグにおける設計手法の考察

B4の新谷です。 前期ではルイス・カーンのアンビルドであるフーバ・シナゴーグの研究を行いました。シナゴーグ自体の資料が少ない中、なんとか形にはなったのではないかと思います。   本論では、カーンの建築における手法・思想の流れがどのようにシナゴーグに受け継がれているかを述べて行き、最終的に3Dで復元する事で実際の空間を確認しました。以下まとめです。   フーバ・シナゴーグはイスラエルにあるユダヤ教の礼拝所であり、戦争によって破壊された後、カーンの元に再建の依頼がきました。古代建築に並々ならぬ影響を受けていたカーンにとって、この仕事は興味深いものだったと思われます。 カーンはスタディを何度か繰り返していましたが、シナゴーグの基本的な形態は正方形の聖所、そしてそれを取り巻く16本のパイロンによって形成されています。 カーンはシナゴーグの設計を行う際、ソロモン寺院の研究を行っ...

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