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東京の都市空間における新旧共存景観の基礎的研究

B4川上です。2019年度春学期に取り組んだ研究内容について発表いたします。 序章 1-1.研究背景 新旧景観は世界の様々な国で生まれている。ヨーロッパでは街並みを意識したゾーニングが行われており尚且つ建物自体が長いスパンを保持する歴史的建造物群と再開発群という明快な対比が生まれている。また、中国では都市を一掃して開発することが珍しくなく、大きなエリアの開発群と既存バラックといった対比の風景が現れている。それに対し東京は雑多で奇妙な風景が錯綜するカオスと言われ、距離は関係なく平然と時代・素材・タイプの異なる建物が建ち振る舞うことで他国よりも対比関係が複雑に絡み合った新旧の景色が生まれていると感じる。こうした新旧景観にこそ東京という都市の特徴がより現れているのではないだろうか。 近年ではますます開発が進み、東京ではこれからもたくさんの新旧景観が生まれてくることが予想される。本研...
2019年度 ゼミ合宿 in 札幌

2019年度 春学期建築見学会

大河内研究室では、春学期と秋学期の年2回建築見学会を開催しています。 2019年度春学期は、7月13日に公共施設project A(仮称)の工事中の現場(設計:畝森秦行建築設計事務所)を見学してきました。 Project Aは2019年11月に完成を予定しており、見学時は外装や内装の仕上げ工事の段階でした。当日は、意匠設計をしている畝森秦行建築設計事務所の担当所員であり、当研究室のOBである山口陽平さんにご案内頂きました。前半で建物の模型を見ながら設計の経緯や計画の趣旨をご説明いただき、後半では実際に施工中の現場に入り、説明を受けながら案内していただきました。 設計の過程で、施主の要望をいかに計画に反映させるか、周辺住民との交渉における苦労など、実務の現場におけるリアルなお話を聞くことが出来ました。普段の完成された建築では見ることができない下地材や、実際にどのように施工が行われている現場を...
B4・笹原淳平君がJIA神奈川学生卒業設計コンクール「金賞」を受賞!

【2018卒業設計公開講評会】大方利希也君が「卒業設計建築学科賞」,笹原淳平君が「卒業設計優秀賞」を受賞!

2018年 秋学期建築見学会

大河内研究室では、春学期と秋学期の年2回建築見学会を開催しています。 秋学期は、2018年11月21日に『新豊洲Brilliaランニングスタジアム』設計:武松幸治+E.P.A環境変換装置建築研究所を見学してきました。 当日は明治大学OBであり、構造設計を担当されていた萩生田秀之さんに設計の経緯や構造をご説明いただきながら館内を案内していただきました。 新豊洲Brilliaランニングスタジアムは日本ではじめてETFEフィルム膜構造を大規模に使用した施設です。ETFEフィルムは透明な膜ですが、ここではドットプリントをすることで日射を調整し、心地よい明るさとなっていました。 空間を支えるフレームにはカラマツの集成材を使用し、館内施設にはCLTを使用していることで目に優しく、木の香り漂う空間になっていました。 この施設が解体・移設を可能にしなければならなかったことから、木の質感あふれる空間にす...
2018年度OB・OG会が開催されました。

【速報】B4大方利希也君が2018年度日本建築学会設計競技で「タジマ奨励賞」受賞!

【2017年度卒業設計】丁佳蓉さんが建築学科賞,島田里沙さんが優秀賞を受賞!
