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現代建築レビュー5月号

B4吉村です。2021年10月11日に実施しました新建築2021年5月号の現代建築レビューを投稿いたします。

増永:THE WOOD

増永:全体的に木造多いと感じました。コンクリート構造を鉄骨造と木造にし、軽量化、コスト削減、無駄な部材を無くすというリノベーションの仕方が面白いなと思いました。

柚木:構造は残すイメージがあったが基礎以外ほぼ建て替えというリノベーションの仕方は面白いなと思いました。

早川:建てようとした時に基礎が使えるとわかった結果、基礎だけ使うようになったのは面白いなと思いました。

幡谷:これだけ廃棄を減らすことができるならこれからの新たな手法になるかもしれないと思いました。

早川・柚木:選手村ビレッジ

早川;仮設で建てられていてオリンピック終了後、使われている木材を各自治体に再利用することで、オリンピック会場で使われていたという付加価値ができるのは仮設の手法として面白いなと思いました。

柚木:仮説建築を木造で設計するところが他にはない新規性を感じて魅力を感じました。またこの仮設建築に用いられた木材は取り壊される時に元々の産地に返却され、新たに活用されるという点でこの建物は仮設建築としての側面と木材を使うまで貯めておく貯木場としての側面をもつ2面性のある建築だと感じ魅力的に感じました。

 幡谷:部材に意味を付加させることが出来れば可能性が広がるなと思いました。

池田:TBM

池田:CLTでありながら繊細で軽やか。倉庫が綺麗だと物を取り扱う気持ちにも変化が出るのではないかと思いました。

柳井:CLTが少し強調されすぎだと思いつつ、CLTと屋根材の色を対比することで引き立てているのがいいなと思いました。

早川:外からはCLTが見えないが中に入ると存在感があるというギャップがいいなと思いました。

 幡谷:シャープな材が外の景色に伸びていて広く感じました。この三角形の材が構造的にも意味がありそうだと思いました。

赤城:廣榮堂中納言本店

赤城:面積を抑えながら、耐火の内装制限をクリアしているのがすごいなと思ったのと、分けられた面積ごとにいろんな形の組み方をすることで、天井の見え方が場所により変化していて面白いなと思いました。

吉村:木の組み方が複雑で大工さんの技量が高いなと思いました。特に複数の柱梁を繋いでいるところは大工さんの技量が感じられていいなと思いました。

 幡谷:耐火を意識してのこの計画は複雑で参考になります。

柳井:共愛学園前橋国際大学5号館 KYOAI GLOCAL GATEWAY

柳井:家具以上建築未満という什器を用いてアクティビティを誘発しつつ、学生と職員のエリアを分けていてそれが交差点からの斜めの軸線が作られていて、地域の人を取り込もうとしているのがわかる計画だと思いました。

池田:斜めの屋根は交差点からの人の誘導に加え、雨水を集める役割もあると思いました。

吉村:Entrance Pavilion in Palingbeek

吉村:壁と軒だけで人々の拠り所となっていて、奥行の寸法を変化させることで道から広場にうまく繋げているなと感じました。

幡谷:軒下に対する考え方が日本と海外で違うのかもしれないなと思いました。

総括

全体的にコンバージョンや仮設、木材を使った建築が多く最近の傾向が顕著に表れていました。CLTや3D切削機など新しい技術が普通に使われているようになっているなと感じました。

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