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異化作用に用いた内外の接続手法の研究ー現代住宅作品を対象としてー

異化作用に用いた内外の接続手法の研究ー現代住宅作品を対象としてー

1.序論 1-1 研究の背景建築における一般的な「異化作用」として、ビルバオ・グッゲンハイム美術館やポンピドゥーセンターなどがよく例にあげられる。これらの例は、都市の風景を変えてしまうようなインパクトのある建築物を設置することによって、都市にシンボル性が生まれ、その都市や建築物への訪問者数に大きな影響を与えた。つまり、都市(周辺環境)へのイメージに対して異化された建築物(図.A)による都市スケールでの異化作用である。一方で、現代建築物を見ていくともう少し小さなスケールでの「異化作用」がみられる。例えば、建築家の増田信吾と大坪克亘が設計した「始めの屋根」では、庇の配置計画やスケールなどにおいて一般的な庇とは異なる操作を行うことによって内外の接続を図り、その住宅対しての新たな認識を与えている。つまり、建築物の空間・部位へのイメージに対して異化された部位(床壁等)(図.B)による建築スケ...

現代建築レビュー4月号

B4増永です。2021年7月20日に実施しました新建築2021年4月号の現代建築レビューを投稿いたします。 建入(司会):4月号で気になった建築は? 藤井:他学科とあまり関わりを持てない中、武庫川女子大学公江記念館は壁をなくして一体的な空間を作ることで建築を通して繋がりを持たせている。 志藤:ZOZO本社屋は床の高さを変え目線の違いを生み、行き交う人に様々な接点を生んでいる。 柳井:TheMassStandByはMassによって閉鎖的になるのではなく、スロープなどに人が座っていてオープンな社会的な繋がりを感じた。 増永:武蔵野美術大学は大空間を設けるだけではなく学生が自ら空間を作る補助となるものを管理者を通して利用することができるシステムが面白い。 池田:神奈川大学みなとみらいキャンパスは、生徒以外が入ってくる操作がされているのが面白い。また、橋の延長...

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