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現代建築レビュー1月号

B4鶴田です。2023年5月23日に実施致しました、新建築2023年1月号の現代建築レビューを投稿します。 早川:一月号で気になった建築は何ですか。 新沼:私はKEEP GREEN HOUSEが気になりました。大根櫓という農業構築物をイメージして建物の全体像を形作るという方法が面白いなと思いました。また既存の地形を建物内部に取り込んでそのまま利用しているところが斬新だなと感じました。 石川:私はSTROOG社屋が気になりました。自社生産している金物を接合部に使用することで、部材の組み合わせ方を様々につくることができ木造でありながら自由な空間が実現可能という点が面白いと思いました。また柱や梁といった部材をCLT板のみで積み木のようにつくっていく方法は今後普及していくのではないかと思いました。 鶴田:私は52間の縁側が気になりました。木造の大屋根という1つの大きな架構...

現代建築レビュー9月号

B4宮川です。2022年11月21日に実施致しました、新建築2022年9月号の現代建築レビューを投稿します。 櫻井:9月号で気になった作品を紹介してください。 髙田:私は「KIND Center」が気になりました。ここでは、螺旋状でつくられた内部の空間構成が魅力的な特徴です。螺旋形状は地形ではなく、工場やオフィス空間のあるべき形を突き詰めた結果から決まっている点が興味深いと思いました。偶発的なイベントを生み出す過剰な動線から、構造が決まり、面白いと思いました。 山崎:私は「santo」が気になりました。これは、金物を制作する工場内に、ショップや体験の空間を備えた施設です。格子の木製天井に対して柱は鉄製で、上に行くほど細くなっている対比が面白いと思いました。また、天井が浮いている様に見える点も興味深いです。 末吉:私は「名古屋造形大学」が気になりました。街のような空...

現代建築レビュー7月号

B4金川です。2022年10月10日に実施しました、新建築2022年7月号の現代建築レビューを投稿致します。 早川:1人1作品気になった作品を紹介してください。 宮川:私は石川県立図書館が気になりました。この図書館は図書の貸し借りをするだけでなく、地域に開き街の人々に多様な使われ方するように設計されていて面白いなと感じました。 髙田:私は大手町ビルSKYLABが気になりました。この建築は近年着目されつつある高層化された都市ビルの屋上の活用方法について注目しており、既存のビルに対して屋上をワークスペースとして開放した建築です。屋上の緑化による荷重を既存の建築にもかかわらずクリアしているといった点は特に面白いと感じました。 山﨑:私はGallery/Salon Hが気になりました。外観から見ると単なるL字のヴォリュームであるが、内部に入ると曲面が現れ、コンクリートの持...

現代建築レビュー6月号

B4の石井です。2022年9月26日に実施しました、新建築2022年6月号の現代建築レビューを投稿いたします。 末吉:6 月号で気になった建築は何ですか。 高田:私は Senju Motomachi Souko が気になりました。ここでは、人が物を作るという目的を介して、その場の使い方や空間の形態を連続的に変え続けています。その連続性で生まれる建材や床などのストックの循環が倉庫内に留まるのではなく、地域全体で行われているということが面白いと思いました。 金川:私は富岡倉庫が気になりました。実際に訪れた際に、上州富岡という倉庫の最寄り駅が比較的新しい形態であるのに対して正面の倉庫の並び、富岡製糸場までの街並みのように街全体に少しギャップがあると感じていました。そこで隈さんが行った鉄骨の構造材の付け足しや組積造に孔を開けるという操作が昔ながらの形態を残している部分と...

現代建築レビュー4月号

B4の髙田です。2022年6月27日に実施しました、新建築2022年4月号の現代建築レビューを投稿いたします。 宋:4月号で気になった建築はなんですか。 石井:私は松崎幼稚園遊戯室が気になりました。鉄骨造の中に蔵が建っている入れ子構造のような構成が面白く感じました。また子供の遊び場に歴史ある建物が存在する事は、子供にとっても良い経験となることが想定されます。 居城:私も松崎幼稚園遊戯室が気になりました。グリーンカーテンや遮熱カーテン、ダンパーによる空調計画など環境設計がよく練られた建築だと思います。部分的な改修によって生まれる3つの異なる空間も興味深いと感じました。 櫻井:私は慈恵大学西新橋C再整備計画が気になりました。特に待合室のゆとりのある空間設計に着目しています。このゆとりは建築計画上、解放感があり、利用する患者の視点から見ても大変良いものだと言えます。 ...

現代建築レビュー3月号

B4櫻井です。2022年6月13日に実施しました新建築2022年3月号の現代建築レビューを投稿いたします。 山崎:3月号で気になった建築は何ですか。末吉:私は泉大津市立図書館シープラが気になりました。まちづくりの中心としてフィールドワークを行い、地域の方々と交流を深めながら緻密な設計がされていると思いました。また家具デザイナーとともに家具によって人に場所でもあり本の場所でもある、という人と物を有機的に深く繋げる家具というのも面白いと思いました。金川:リノベーションでワンフロアの図書館ですが、周辺の地域性に合わせて曲線のシークエンスが続くように設計されているのが興味深かったです。床や天井のレベル差によっても物語性を感じる建築だと思いました。髙田:この建築もそうですが、最近は設計プロセスに建築家以外が関与しているものが増えていると思います。これからも増えていくと思いますし着目すべきだと...

現代建築レビュー2月号

B4岡田です。2022年5月30日に実施しました新建築2022年2月号の現代建築レビューを投稿いたします。 幡谷:2月号で気になった建築は何ですか。 岡田:私はhoccoが気になりました。集合住宅の住宅内に土間があることが昔の住宅を連想させるものとなっており、親しみのあるような空間ができており、店舗としても利用でき、共有部分だけでなく、専有部分にも入りやすい空間ができており面白いと思いました。 宮川:私もhoccoが気になりました。もともとがバスのターミナルを集合住宅兼ワークスペースにするものが珍しく、興味を持ちました。軒先で店舗を構えることで自然と人が集まる空間となっており、面白いと思いました。 末吉:私はApartment MKが気になりました。周辺が緑地となっており、特徴的な仕上げがされた集合住宅があり奇抜な配置をしていると感じました。ピロティがあるおかげで...

現代建築レビュー1月号

B4居城です。2022年5月16日に実施しました新建築2022年1月号の現代建築レビューを投稿いたします。 間宮:1月号で気になった建築は何ですか。 末吉:私は大阪中之島美術館と八戸市美術館が同じ美術館でも空間の作り方が違うことが気になりました。大阪中之島美術館の方は一筆書きの動線で合理的なのに対して、八戸市美術館の方は大空間と個室があってとフレキシブルだと思いました。 岡田:私は鹿猿狐ビルディングが気になりました。木造ではなく、古い鉄骨感がクラフト感を出すためにあえて鉄骨造でつくられており、昔の太い鉄骨と今の細い鉄骨の対比が面白いと思いました。 金川:私はメブクス豊洲が気になりました。吹き抜けがクレバスを意識しており、パネルの反射率を調整していることや視線の配慮をしているところが面白いと思いました。また、デッキの柱が3Dプリンティングの型枠でできており、時代の最...

現代建築レビュー6月号

B4藤井です。2021年10月5日に実施しました新建築2021年6月号の現代建築レビューを投稿いたします。 池田:私は、小田垣商店です。10棟のうち、5棟を店舗やカフェに改修されていて、耐震性を増すために壁を増やしているらしいのですが、改修と聞くと壁を減らすイメージがあるので驚きました。パースの写真の縁側みたいなところを見て欲しいのですが、元々渡り廊下があった場所をカフェのエントランスから繋がるように変化させていて、こういう小さな操作によって壁を増やしているのに閉塞感を感じさせないのかなと思いました。あともう一つは単純にこれがかっこいいなと思って、何故そう思ったかというとカフェの天井は取り外しているが廻り縁は残しているなどの身体スケール感が絶妙なところがいいなと思ったからです。 柳井:素材の分析とか歴史とか日本だけにとどまらないところとかが卒業設計でも考えていけるところなのか...

現代建築レビュー4月号

B4増永です。2021年7月20日に実施しました新建築2021年4月号の現代建築レビューを投稿いたします。 建入(司会):4月号で気になった建築は? 藤井:他学科とあまり関わりを持てない中、武庫川女子大学公江記念館は壁をなくして一体的な空間を作ることで建築を通して繋がりを持たせている。 志藤:ZOZO本社屋は床の高さを変え目線の違いを生み、行き交う人に様々な接点を生んでいる。 柳井:TheMassStandByはMassによって閉鎖的になるのではなく、スロープなどに人が座っていてオープンな社会的な繋がりを感じた。 増永:武蔵野美術大学は大空間を設けるだけではなく学生が自ら空間を作る補助となるものを管理者を通して利用することができるシステムが面白い。 池田:神奈川大学みなとみらいキャンパスは、生徒以外が入ってくる操作がされているのが面白い。また、橋の延長...

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