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土木と建築の融合 -神田川に現存する船宿と堤防を対象として-

土木と建築の融合 -神田川に現存する船宿と堤防を対象として-

修士2年の柳井です。修士研究の途中経過を報告致します。 1研究の背景 1-1災害対策で非人間的な土木に埋め尽くされる懸念 近年災害は日常的に起こっている。 1995年   阪神・淡路大震災 2004年   新潟県中越地震 2011年   東日本大震災 2016年   熊本地震 など、地震・津波などの大災害は記憶に新しい。今後もこのような災害に見舞われるであろう。その背景から今後作られる建築は災害対策を施すために土木的な役割が増すことが予想できる。都市的な視点から考えれば防潮堤、ミクロな視点では図1のような擁壁である。このような土木ばかりを重視して都市が埋もれていくと、そこに人の居場所や安らぎの場はなくなってしまう。 1-2土木と建築の分断 都市や地域・地区を社会システムというトータルで広域的な観点から捉え、基盤的な空間・...

建物の配管の分布様態から見た渋谷道玄坂エリアの都市構造

建物の配管の分布様態から見た渋谷道玄坂エリアの都市構造

B4柳井です。2021年春学期に取り組んだ研究内容について発表いたします。 1研究の背景と目的 都市の表と裏は何から生まれてくるのであろうか。人間が創り出す空間である以上そこに差異が生まれてくると思う。通常、都市における表と裏はいかなるものであろうか。例えば、銀座のように整然と計画された繁華街では幅員の大きな幹線道路に面して隙間なく街区の壁面線がそろっており、こうした都市では「表」に「裏」が表出することはまずない。そこで、渋谷の都市に着目してみると表と裏が分かりにくく、表にいたのにいつのまにか裏にいたという現象、それに加え、唐突に裏が表出した部分が発見される。人が溢れている表の空間からすぐに人の少ない裏の空間にいけるのは非常に魅力的だ。渋谷の表と裏の関係は実在するが、そこにモザイク状の抽象性がある。そのモザイク状の抽象性を暴く武器として配管を用いる。  本研究で...

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