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現代建築レビュー3月号

B4の池田です。2021年6月29日に実施しました新建築2021年3月号の現代建築レビューを投稿します。

田中(司会):3月号で気になった建築を教えてください。

赤城:リバーホールディングス本社 環境の取り込み方を自分の設計に活かせそうだと感じた。

池田:東京大学総合図書館改修工事 トップライトを付加するという小さな操作で、内部空間が魅力的になっている。

柚木:杉並区立中央図書館全面改修 改修後はWi-Fiが外にも届くなど、オープンにする操作が新しくて良い。

吉村:垂井町役場 大きな吹き抜けだが、天井よりも低い木を配置することでスケール感を抑えている。

柳井:旧富岡製糸場西置繭所保存整備事業 照明計画が多様。保存継承と活用というリノベーションの新しい答えを実現している。

増永:IYO夢みらい館 伊予市文化交流センター 街の中核となるべき建築であるが、街に対するスケール感の配慮もされている。

早川:なっつらぼ 細部の見せ方が良い。カーテンレールを梁や柱に直接つけている。火災報知器やルーバーにも塗装している。

志藤:南三陸さんさん商店街 人が集まれる場所が必要。区画整理が十分になされているように感じた。

田中(司会):3月号は特集など無く、特定の指針がない。何を基準(自身の興味)に選んだのか?

赤城:自分の体験や設計との結びつき。

池田:住宅スケールの人の振る舞いに興味。

柚木:改修前に訪れたことがあった。

吉村:違う用途になった際にスケール感をどう合わせるのか、実際に人がどう使うかということに興味がある。

柳井:納得感。「文化財補強の考え方が変化している」という部分が納得できた。

増永:人の身体性と建築の使われ方に興味。身体スケールから街並みスケールまで。

早川:作家性、建築家のこだわりに興味。

志藤:被災地に訪れた経験から親近感。

福井(司会):建築家として何を残し、何をつくっていくのか?

田中(司会):ムカエル・ウマレル(PIER7) 防波堤機能をつくりながらも、視線の抜け方等、元の街からの見え方を残しているのが良い。

池田:垂井町役場 既存建物を利用しつつ、コンクリートフレームによって新しい空間をつくるのが上手だと思った。

柚木:改修する建物のどこが地域住に愛されていたのか、を見極めるのが建築家の役割なのでは。建物に限らず文化も。

吉村:最低限の操作で大きく変わっている。

福井(司会): ①住民の文化(既存)②新しい価値(新規)があった。震災関連建物では何かあるか?

柳井:建物を建築するというよりも、土地を建築することのほうが重要なのでは。風景の保全が意識されているように感じる。

増永:震災を通して、自分の街のつくられ方に対する住民の意識が生まれている。実際に街づくりコンペも開催され、地域住民の考えを取り入れられている。

早川:同時に場所性も考慮したものとなっている(中橋

総括:建築の意匠性よりも人々がどう使うか、といったソフト面や街並みに焦点が当たっている。

何を残し、新しくつくるか、ということは今後考え続けていかなければならない。

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