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江ノ島電鉄沿線地域における線路敷きに隣接する住宅とその成り立ちに関する研究―和田塚駅、由比ヶ浜駅、長谷駅、腰越駅界隈を対象として―

江ノ島電鉄沿線地域における線路敷きに隣接する住宅とその成り立ちに関する研究―和田塚駅、由比ヶ浜駅、長谷駅、腰越駅界隈を対象として―

B4氏家です。春季研究発表の内容を投稿致します。 序章 研究の概要 0-1 研究の背景と目的 一般的に、建築物が線路に対して表側のファサードを見せることはほとんどない。人や車が行きかう道路が都市の表側であると考えられているからだろう。一方で、人が見る側が建築物のファサードであると考えられるならば、多くの人々が乗り、その車窓から建築物を見る、鉄道側に対しても建築物の表側を見せるべきだと言えるだろう。 江ノ島電鉄沿線地域では、一般的な街並みでは見られない、私的横断場、線路敷きに玄関を向ける住宅、線路わきの狭隘な歩行者通路、線路敷きに溢れ出す植栽など特有の風景が見られる。江ノ島電鉄は開業当時、路面電車であった。つまり、開業当時は線路も道路とみなされ、線路にのみ接道する敷地も当時は接道義務を果たしていたと考えられる。しかし、戦後江ノ島電鉄は鉄道として認可されることになった。それにより、路面電車であ...

建築家ルイス・バラガンにおける庭と建築の空間構成手法に関する研究

建築家ルイス・バラガンにおける庭と建築の空間構成手法に関する研究

研究の途中経過を報告します。   1.序章 1.1-3.研究の背景・目的・位置付け  建築家ルイス・バラガンは水面や光を大胆に取り入れた明るい色の壁面が特徴的な住宅を多く設計したことで知られる。バラガンは初期に画家であり造園家であるフェルディナン・バックから強い影響を受けたと言われおり、この点からもバラガンが庭を強く意識していたことがわかる。しかしバラガンはバックの作品のどういった点から影響を受け、自身の作品にどう展開させていったかは明らかにされていない。また、これまで木村の論文ではバラガンの絵画的な空間を、写真をもとに理論的に分析し、矢田の論文では空間が複数の層により構成されていることを明らかにしたが、これらは対象を建築に絞っており、庭を含めた空間構成について分析を行うには至っていない。これらの背景から本研究の目的を ①バラガンがバックから受けた具体的な影響とバラガンによる作品への展開を...

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