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現代建築レビュー7月号

B4金川です。2022年10月10日に実施しました、新建築2022年7月号の現代建築レビューを投稿致します。 早川:1人1作品気になった作品を紹介してください。 宮川:私は石川県立図書館が気になりました。この図書館は図書の貸し借りをするだけでなく、地域に開き街の人々に多様な使われ方するように設計されていて面白いなと感じました。 髙田:私は大手町ビルSKYLABが気になりました。この建築は近年着目されつつある高層化された都市ビルの屋上の活用方法について注目しており、既存のビルに対して屋上をワークスペースとして開放した建築です。屋上の緑化による荷重を既存の建築にもかかわらずクリアしているといった点は特に面白いと感じました。 山﨑:私はGallery/Salon Hが気になりました。外観から見ると単なるL字のヴォリュームであるが、内部に入ると曲面が現れ、コンクリートの持...

現代建築レビュー6月号

B4の石井です。2022年9月26日に実施しました、新建築2022年6月号の現代建築レビューを投稿いたします。 末吉:6 月号で気になった建築は何ですか。 高田:私は Senju Motomachi Souko が気になりました。ここでは、人が物を作るという目的を介して、その場の使い方や空間の形態を連続的に変え続けています。その連続性で生まれる建材や床などのストックの循環が倉庫内に留まるのではなく、地域全体で行われているということが面白いと思いました。 金川:私は富岡倉庫が気になりました。実際に訪れた際に、上州富岡という倉庫の最寄り駅が比較的新しい形態であるのに対して正面の倉庫の並び、富岡製糸場までの街並みのように街全体に少しギャップがあると感じていました。そこで隈さんが行った鉄骨の構造材の付け足しや組積造に孔を開けるという操作が昔ながらの形態を残している部分と...

現代建築レビュー5月号

B4の山﨑です。2022年7月11日に実施しました、新建築2022年5月号の現代建築レビューを投稿いたします。 居城:5月号で気になった建築はなんですか? 末吉:日本ではまだ木造高層建築の事例がすくないので、私はTAMADIC名古屋が気になりました。木と鉄筋コンクリートの混構造でできており、柱に用いられているCLTパネルが鉄筋コンクリートの型枠となっているため、打設後も廃棄する必要がなく環境的にも、コスト的にも素晴らしいと思いました。 岡田:私はICI STUDIO W-ANNEXが気になりました。歴史的建造物の保存に対する問題に取り組んだ事例で、対比と調和をコンセプトとしており、対比は内部の閉鎖空間と開放的な木造のファサードなどで見られるが、調和はあまり感じられず疑問に思いました。 金川:私は琲庵が気になりました。VUILDの事例でよく見られる小さなパーツの組み...

現代建築レビュー4月号

B4の髙田です。2022年6月27日に実施しました、新建築2022年4月号の現代建築レビューを投稿いたします。 宋:4月号で気になった建築はなんですか。 石井:私は松崎幼稚園遊戯室が気になりました。鉄骨造の中に蔵が建っている入れ子構造のような構成が面白く感じました。また子供の遊び場に歴史ある建物が存在する事は、子供にとっても良い経験となることが想定されます。 居城:私も松崎幼稚園遊戯室が気になりました。グリーンカーテンや遮熱カーテン、ダンパーによる空調計画など環境設計がよく練られた建築だと思います。部分的な改修によって生まれる3つの異なる空間も興味深いと感じました。 櫻井:私は慈恵大学西新橋C再整備計画が気になりました。特に待合室のゆとりのある空間設計に着目しています。このゆとりは建築計画上、解放感があり、利用する患者の視点から見ても大変良いものだと言えます。 ...

現代建築レビュー3月号

B4櫻井です。2022年6月13日に実施しました新建築2022年3月号の現代建築レビューを投稿いたします。 山崎:3月号で気になった建築は何ですか。末吉:私は泉大津市立図書館シープラが気になりました。まちづくりの中心としてフィールドワークを行い、地域の方々と交流を深めながら緻密な設計がされていると思いました。また家具デザイナーとともに家具によって人に場所でもあり本の場所でもある、という人と物を有機的に深く繋げる家具というのも面白いと思いました。金川:リノベーションでワンフロアの図書館ですが、周辺の地域性に合わせて曲線のシークエンスが続くように設計されているのが興味深かったです。床や天井のレベル差によっても物語性を感じる建築だと思いました。髙田:この建築もそうですが、最近は設計プロセスに建築家以外が関与しているものが増えていると思います。これからも増えていくと思いますし着目すべきだと...

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