2017年度 春学期建築見学会

大河内研究室では、春学期と秋学期の年二回建築見学会を開催しています。 春学期は2017年5月23日に、群馬県太田市にある、平田晃久さん設計の『太田市美術館』へ行きました。 この建物は、太田駅の目の前に位置し、人の流れを駅前に呼び戻し、豊かで...

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東京都中央区月島三丁目再開発計画 -路地空間の継承と発展-

修士2年の小林です。遅くなりましたが修士設計の成果を報告致します。   【研究編】 0.序 0-1.研究の背景と目的 日本には数多くの木造住宅密集地域(以下、木密地域)が存在する。木密地域の特徴として、狭い路地が挙げられる。路地は...

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イギリスの教会から集合住宅へのコンバージョンに見るスケルトンとの融和・対立・乖離

修士2年の山本です。修士論文の成果を報告します。   背景と目的 イギリスでは、教会を住宅にコンバージョンした教会転用物件が不動産市場で扱われている。 教会から住宅へのコンバージョンが起こる背景 ①歴史的な建造物を保護する景観規制...

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geography of the scene

1.背景-漂白されていく都市に対するアンチテーゼ 現在都市は様々な人口物により埋め尽くされている。道路はきれいに舗装され、都市の中の植栽は整備され、元々は大きな力を持っていた地形でさえ隠蔽され人の手により飼いならされている。純粋な意味での...

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OBの長谷川貴哉君(院14期)が昨年の日本建築学会大会(福岡)で若手優秀発表賞を受賞しました。  

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継 往 開 来 -物流倉庫から小学校へのコンバージョン-

1.背景 -物流倉庫の空き家化- かつて、経済成長期の日本。都市は肥大化しその需要に応えるべく供給の拠点として都心部湾岸には埋立地が造成され物流倉庫が数多建設された。しかし今日、物流施設はオートメーション化に伴う施設の集約等、様々な理由に...

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直径1kmの空白 ー科学と自然が共存する都市公園ー

    1.敷地 敷地は神奈川県横浜市泉区、深谷通信隊跡地、面積約770000 平方メートル、直径約1kmの円形空地。この土地はかつて、日本海軍が電波基地を建設するため、用地買収したものだった。終戦後、アメリカ軍によっ...

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re:渋谷アンダーグラウンド〜地下空間における”場所”の獲得〜

1.背景 ー没場所としての地下空間 サインに支配される人々ー 現在私たちが日常的に利用している地下とは、交通インフラの地下進出によってそれらに付随するように生まれた、通路としての機能空間である。ここには”場所”というものは存在せず、空間的...

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御柱転生

// 2月 10th, 2017
御柱転生

1.背景 御柱の街 諏訪 長野県中部・諏訪地域には御柱(おんばしら)と呼ばれる独自の文化がある。御柱とは神社の四隅に立てられたモミの巨木のことで、ご神木としての役割を持っている。御柱は6年に1度開催される御柱祭という祭りを経てご神木となり...

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雑司が谷・鬼子母神界隈の再編―参道を軸とした新しいコミュニティ―

参道を軸とした二対の建築を媒体に、地域の新しいコミュニティ空間を作る提案。   1.背景—雑司が谷という街— ―古い街並み、生い茂る緑、モノで溢れた路地空間、子育の神・鬼子母神。― 都心にありながらも閑静な住宅街が広がる雑司が谷...

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