研究の途中経過を報告します。本研究のフレームワークは壮大に「辺境からみたモダニズムの受容と展開」、「建築の時間論」、「デザインとテクトニクス」と考えています。これまで建築の時間に関して深く関心を持ってきました。そこで私が今回着目したのはポル...
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ゼミ合宿の報告です。
毎年、大河内研究室は夏にゼミ合宿に行きます。今年は清里セミナーハウスで行いました!
2017年9月11日―9月13日の二泊三日です。
B4の春学期小論文発表と卒業設計構想発表、M2の修士論文の中間発表を行...
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大河内研究室では、春学期と秋学期の年二回建築見学会を開催しています。
春学期は2017年5月23日に、群馬県太田市にある、平田晃久さん設計の『太田市美術館』へ行きました。
この建物は、太田駅の目の前に位置し、人の流れを駅前に呼び戻し、豊かで...
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修士2年の小林です。遅くなりましたが修士設計の成果を報告致します。
【研究編】
0.序
0-1.研究の背景と目的
日本には数多くの木造住宅密集地域(以下、木密地域)が存在する。木密地域の特徴として、狭い路地が挙げられる。路地は...
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修士2年の山本です。修士論文の成果を報告します。
背景と目的
イギリスでは、教会を住宅にコンバージョンした教会転用物件が不動産市場で扱われている。
教会から住宅へのコンバージョンが起こる背景
①歴史的な建造物を保護する景観規制...
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1.背景-漂白されていく都市に対するアンチテーゼ
現在都市は様々な人口物により埋め尽くされている。道路はきれいに舗装され、都市の中の植栽は整備され、元々は大きな力を持っていた地形でさえ隠蔽され人の手により飼いならされている。純粋な意味での...
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1.背景 -物流倉庫の空き家化-
かつて、経済成長期の日本。都市は肥大化しその需要に応えるべく供給の拠点として都心部湾岸には埋立地が造成され物流倉庫が数多建設された。しかし今日、物流施設はオートメーション化に伴う施設の集約等、様々な理由に...
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1.敷地
敷地は神奈川県横浜市泉区、深谷通信隊跡地、面積約770000 平方メートル、直径約1kmの円形空地。この土地はかつて、日本海軍が電波基地を建設するため、用地買収したものだった。終戦後、アメリカ軍によっ...
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1.背景
ー没場所としての地下空間 サインに支配される人々ー
現在私たちが日常的に利用している地下とは、交通インフラの地下進出によってそれらに付随するように生まれた、通路としての機能空間である。ここには”場所”というものは存在せず、空間的...
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